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2017年11月26日 (日)

成都でのトランジット滞在でいろいろ驚いた

 ネパール旅行の往復で中国の成都市にそれぞれ一泊した。往路は時間もなく空港近くのホテルで寝ただけだったが、帰路は待ち時間が19時間あり市内のホテルを予約して、到着後に街中の探検に出かけた。成都市は今ではパンダが有名だが、かつては蜀の国の都が置かれ三国志の舞台となったところでもある。

 驚きそのⅠ

 空港の到着階でATMを探したのだが、ない。両替カウンターがひとつだけあったので2,000円を出したところ、手数料が60元必要なのでそれで良いかとのこと(カウンター横に小さな英字でコミッションが60元だと書いてある。)、60元は1,000円ぐらいなので2,000円では半分ほどが手数料に消えてしまう。そんなひどい両替カウンターは初めてだ。両替は当然中止して、ATMがないか尋ねたところ上の階にあるとのこと。そのATMを探し当て、ささっとキャッシングして無事中国元を手に入れた。到着フロアには意図的にATMを置いてなく、暴利の両替カウンターを利用させるように仕向けていると思われる。両替は空港の基本的なサービスなのに、そんなことでは成都全体にとってマイナスだろうと思うけど・・・、利権が優先しているのだろうな。

 驚きそのⅡ

 空港からホテルまでタクシーに乗車したのだが、住所とホテル名を簡体字で印刷して差し出したにもかかわらず、ドライバーはどちらも知らない。運転しながらスマホに話しかけて地図アプリを呼び出し、そのアプリでナビしてもらってようやくホテルに到着。しかもメーターを倒さずに走り出し、指摘するとスマホ画面で40元だと提示する有様。スマホのナビを頼りに走るタクシーというのは初体験だし、なかなかにスリリングだった。

 驚きそのⅢ

 大都会ぶりに驚愕。県都としては日本最小クラスの20万人ほどの地方都市に住む身にとっては成都はものすごい大都会、歩いていても肩身が狭くなるほど。データによると人口1,400万人ほどらしいのでそれもそのはず。地下鉄が10路線もあし、高層ビルもあちらこちらに林立している。内陸部の都市も急速に開発されているのだと実感。

 驚きそのⅣ

 ホテルから最寄の地下鉄駅までの途上でフェラーリのショウルームに遭遇。4台ほど展示してあるのだが、フェラーリのショウルームに出くわすのは生まれて始めての経験。かと思うと、その近くの路上で普通の服装をしたおばさんが歩きながらお金をくれと、物乞いをしていた。

 驚きそのⅤ

 地下鉄と徒歩で移動し市内随一の繁華街である春熙路をぶらぶら。夕食のためにデパートのレストランフロアにあがったところ、高級和食店に遭遇。それも靴を脱いで畳に座り食事するようになっている本格的なもの。メニューにはずらずらと刺身や寿司などがならんでいる。生鮮マグロの値段が高騰しているとの話も、もっともだとうなずける。同じフロアには韓国料理店やタイ料理店も軒を連ねていて、どこも盛況だ。皆さん海外旅行でそうした味になじんできているのだろう。

 というわけで、ごく短時間だけど充実した成都探検となった。

その日本料理店“小倉Kokura2

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