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2017年11月28日 (火)

アンナプルナ内院トレッキング第1日目(11月7日) ポカラからガンドルン村へ

まずは出発前日までに事前の準備を完了させた。

  • 万一の場合に備えて薬品を入手。細菌性下痢の治療用に抗菌剤Norfloxacin、肺炎などの治療用に抗生物質Azithromycinをそれぞれ5日分薬局で購入。代金は250ルピー(280円ほど)だった。ネパールでは医者の処方箋なしに薬が入手できる。
  • TIMSカードとアンナプルナ入域証を取得。TIMSカードというのはトレッカーの登録証のようなもの。トレッキングにはこの2つを携行し、ところどころにあるチェックポストでチェックを受けなければならない。取得手続きは割りと簡単でポカラのレイクサイドにあるオフィスに出向き、申請書一枚を提出すればその場で入手できる。代金はそれぞれ2,000ルピーで計4,000ルピー(4,400円ほど)。このオフィスにはなかなか有意義な情報が載っているリーフレットが置いてある。トレッキングルートがある山の中ではクレジットカードは通用しないので持っていかない人もいるかと思うが、そのリーフレットによれば必需品だとのこと。なぜならば万一レスキュー・ヘリコプターを呼ばなくてはならなくなった場合に、クレジットカードでの支払いの裏付けが必要になるとのことだ。もっとも大手のエージェントを使ってトレッキングを手配している場合はそんな心配は無用。
  • 現地へのアプローチについて情報を収集。トレッキングを扱う旅行会社の窓口を何軒か訪ねて、Ghandruk村へのミニバスサービスをやっていないか聞いて廻ったのだが、どこも個人客への席のばら売りは行っていない。ポカラ市内から直通の公共バスがあるよと教えてもらった。
  • 地図の入手。本屋で新版と称するやつを購入した。450ルピー(500円ほど)。日本のアマゾンでは送料込みで2,000円ぐらいなので現地で入手した方が良い。

 出発当日の7日はまだ薄暗いうちに起床。フロントにちょうど宿の主人がいたので余分な荷物を預けた。バス・ステーションへのタクシーは300ルピーとのことで、呼んでもらうことにした。Ghandruk村へのバス料金は350ルピーだとのこと。タクシーは直ぐにやって来て、主人がドライバーに行き先と私の事情を説明してくれた。

 タクシーに乗り込むと15分もせずにバグルン・バスパークに到着。宿の主人が話してくれていたので、Ghandruk行きのバスに横付けしてくれた。

 バスの車掌に出発時間を尋ねると、もう直ぐ出発とのこと。6:30過ぎにバスは動き出した。乗客は半分もいないのだが、通路にはトウモロコシの入った麻袋が一杯に積んであり席に着くのが一苦労。

 バスは途中のNayapulでしばし休憩停車し、再び走り出す。チェックポストのあるBirethantiを過ぎるといよいよGhandruk村へと向かう山道へ入っていく。この山道がとんでもない悪路で定期バスが走ること自体不思議なほどだ。バスは大きく車体を揺らしながら、人が歩くのとさほど変わらないスピードでノロノロと進んでいく。

 出発から3時間半、10時頃にGhandruk村手前の終点Kimcheに到着。Ghandruk村へはここからしばらく歩かなくてはいけない。Dscn0677_031

 Ghandruk村への道はよく整備されている。Dscn0683_032

 歩き始めてから1時間ちょっとで村の入り口に到着。村の標高は1,940m。Dscn0685_033

 集落に入ると直ぐに明日目指すことになるKomrong Danda方面を示す標識を見つけた。Dandaとは尾根のことを言う。その標識に従って先に進んでいく。Komorong Dandaへの道はGhandruk村の最下部を水平に北西方向へと廻り込むように通っていて、入手した地図上に書かれているルートとはまったく違っている。入手した地図はメインルート以外はかなりいい加減に書かれているようで、あまりあてにならないことが判明した。 正確なルートはこちら(等高線表示にすると分かりやすい。

 しばらく村の中を進み、目に付いた宿を当たってみるがいずれも今晩は満員だと断られた。さらに先へと進むと、村はずれ近くに“Excellent View Lodge”の看板を発見。尋ねてみると部屋は空いているとのことで、さっそく荷物を降ろす。Dscn0701_035

 Excellent View Lodgeは村の伝統様式で建てられたロッジで風情がある。部屋の土壁が感じ良い。Dscn0689_034

 その名のとおり宿の前には展望を邪魔するものがなく、眺めは最高。宿のマネージャーに下に見えるのはオールド・ビレッジ(元村)で、見学すると良いよと教えてもらった。 

 シャワーを浴び、休息した後にオールド・ビレッジの見学に出かける。昔のままの建物が良く保存されている。一昨年の夏にピレネー山脈をトレッキングしたのだが、その時に起点となったトルラ村にどことなく似た雰囲気がある。100年ほど前は両者とも辺境の地にあって、良く似た生活を送っていたのだろう。Dscn0715_036

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  元村の見学を終え、宿に帰ってみるとフランス人の女性トレッカーが到着していた。結局その夜の客は私とフランス人、そのガイドの計3名だけだった。 

 夕方、谷の奥の方は雲が立ち込め、虹が出ていた。Dscn0710_048

  夕食はチキン・カレーとビール。カレーはなかなかに結構な味だった。夕食後はすることもなく早々と就寝。

第2日目に続く

 ※1ルピー≒1.1円ぐらい

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