アンナプルナ内院トレッキング第4日目(11月10日) バンブーからデウラリへ
朝の室温9℃。宿代は1,890ルピーだった。食費などは奥に進むにつれて段々と高くなっていく。500mlの缶ビールが650ルピーなので日本の山小屋並み。山小屋に限らずネパールではビールは高くてぜいたく品、ポカラの店頭でも200ルピーぐらいはする。
その日は一番に朝食を済ませて7:00頃出発できた。展望がきかない樹林帯がずっと続く。1時間ほどでDovan(2,505m)を通過。
樹林帯を抜けるとようやく視界が開ける。樹木は紅葉していて日本の秋山のようだ。陽がさしてくると暖かくなり、薄手のシャツぐらいでちょうど良くなるのだが、南の国から来たトレッカーの中にはダウンジャケットのまま歩いている人がいる。
トレッキング・ルート上には小さな水力発電のプラントがいくつも目に付く。泊まった小屋はすべて電化されていた。これはその導水管。
14:00頃デウラリ(3,230m)に到着。宿は混んでいて、3軒目のShangri-La Guest Houseでようやくドミトリーのベッドが確保できた。
宿の先の方に散歩に出かけてみると、氷河の置き土産であるエンド・モレーン(堆積物)が見える。
夕方にはドミトリーも満員となり、気がついたらいつのまにか南部訛りの英語を話すアメリカ人にベッドを取られてしまっていた。そのアメリカのお兄さんからベッドを取り戻すのにしばし悪戦苦闘することになった。宿のマネージャーを巻き込んでなんとかベッドを取り戻してようやく一安心。あぶれたトレッカー達は食堂で寝ることになった。
第5日目に続く
※1ルピー≒1.1円
南部訛りのアメリカ英語ってこんなやつ
コメント