落雷でネット機器が故障
短期間に豪雨が降り福井市内各地に被害をもたらした29日夜半のこと、雷も激しく鳴り、我が家ではそのせいでケーブルTVのモデムが壊れてしまった。
モデムは無償交換してもらい、新しいものに置き換えていざ立ち上げたのだが、どうにも調子が悪い、時々繋がらなくなる。速度を計測するサイトで計測してグラフになったものを見ると赤の棒グラフがやけに目立ち、いままでとは明らかに違う。赤の棒グラフはRTTを示し、最高では359msだ。
そのRTTが何なのかを調べてみると「RTT(ラウンドトリップタイム)とある。通信相手に信号やデータを発信してから、応答が返ってくるまでにかかる時間」のことを指すとのことだ。これが大きすぎると「大きな待ち時間が発生し、トータルの実効速度(スループット)や使用感が大きく損なわれる」らしい。
そうしたおかしな挙動を示すことから、モデム以外にルーターも巻き添えになって壊れてしまったのかもしれないと疑った。そこで、昔使っていた旧式の有線のルーターを引っ張り出してきて、モデムにつないで代替えしてみた。
結果はRTTが最高でも25.5ms。グラフも問題ないし、以前のように快適に繋がる。モデムの直下に置いてあるルーターが落雷の巻き添えになって故障していることが判明した。
やむを得ずルーターを新規に発注。置き換えて一件落着となった。古い機器でも故障時の検証には役立つものだ。
追記)その後調べてみると「測定中RTT」の値は技術上の意味合いだけのものなので、「特に気にしなくて良い」と解説されている情報を見つけた。サイトはこちら。ネットを理解するのは難しい。
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