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2021年6月

2021年6月30日 (水)

CPUを"Ryzen3Pro 4350G”に換装

 発注したCPUが早々に届いた。Zen2アーキテクチャーで作られていてRyzen第三世代のもの。とはいってもエントリークラスの製品。Dscn3223_233

 PCケースを開けて早速にCPUを取り換えた。取り換え作業は簡単なのだが、その後のクーラーの取り付けが異常なほどに面倒だ。マザーボードのバックプレートを片手で支えながら4か所あるネジを均等に締めなくてはいけないのだが、簡単にはいかない。AMDはユーザーに意地悪をしているとしか思えない程だ。何度もやり直して汗をかくほどの作業となった。

 なんとかクーラーを取り付けて、最後にバイオスをセットアップした。

 PCMark10を走らせてみたところ総合スコア「4214」が「5103」へとアップした。スコアはアップしても消費電力は低下するのだから良いことだらけ。

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 Windows11のチェックプログラムでは「実行できます」との判定になった。"PRO”と名が付くRyzenはビジネス向けであって、そうでないモデルよりセキュリティ面が強化されているとのことだ。Windows11の目指す方向とは合致しているのだろう。20210630_192624

2021年6月29日 (火)

Windows11がアナウンスされたのだが

 今年中にWindows11がリリースされるとニュースが流れている。今使っているデスクトップPCは2年前に新規で組み立てたもの。当然Windows11には対応していると思っていたのだが念のためマイクロソフトのチェックプログラムを走らせてみた。

 結果はあらら「Windows11を実行できません」。10年は使い続けるつもりだったのになんということか。調べてみると、AMD Ryzenの第一世代CPUはアウトとのことだ。最終の製品盤ではセーフになるかもしれないのだが予想外のことだ。

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 しゃくにさわっってしまって勢いのあまり第三世代の"Ryzen3Pro 4350G”を発注してしまった。演算能力が60%ぐらい上がりながらも消費電力は今より少なくなるらしい。届き次第に交換だ。

参考記事はこちら

追記)

 その後、第一世代RyzenもWindows11に対応するかどうかのテスト対象となったようだ。結果はわからないが早まった買い物をしてしまったかもしれない。

2021年6月23日 (水)

クリストファー・ノーラン監督映画 "TENET”

 この人の映画では時間軸を逆行して過去に遡っていく"メメント”で驚いたけど、今度の"TENET”は逆行しながらも時間は前へ進んだり、はたまた正逆同時進行だったりで「なんなのだこの映画は」と頭が混乱。

 整理できないまま見続けたのだが、「なんだかすごいことをやっている」というのだけはわかって、最後まで画面に集中できた。

 よくこんな映像を作り上げたものだ。しかも脚本までも監督本人のオリジナル。"ダンケルク”の映像も凝りに凝ってすごかったが、物量投入の力技という感もあった。この作品の映像、力技もあるがそれ以上の合わせ技だ。私などの理解を超えている。新境地をひらいた問題作であるのは間違いない。

 2010年の"インセプション”は説明的セリフが多すぎて冒頭早々にギブアップしたのだけど、もう一度見てみる気になった。

 余談だが、主役のジョン・デビッド・ワシントンはデンゼル・ワシントンの息子なんだね。

 追記)インセプションをもう一度見てみたのだが、冒頭にヘンテコな日本のセットが登場し、メイク過剰な渡辺謙の顔がアップになった時点でだめになり、二度目も早々にギブアップした。

2021年6月10日 (木)

Marvin Gayeの名曲"What's Going On"

 "What's Going On"はソウル音楽の名曲中の名曲であり、今も幾多の歌手がカバーして、歌い継がれている。

 アップルTVのドキュメンタリー映画「1971:その年、音楽が全てを変えた」を見ていたらこの歌が取り上げられていた。(第1話は無料)

 今の今まで知らなかったのだが、この曲はベトナム戦争への反戦の意思をメッセージするために作られている。マービンの弟がベトナム戦争に従軍し、その影響を受けて生み出されたものだとのことだ。

 テンポも軽快だし、ボーカルも軽めなのでそんな社会性のある歌だとはついぞ思わなかった。そうした由来も知らずにただ気軽にこの歌を楽しんでいた自分の不明を恥じいるばかり。

 音楽ビデオを探してみると最近作成された新しい映像にこの歌をのせたものを見つけた。マービン・ゲイのオフィシャルビデオだ。アメリカ社会の現状を問いかけるものとしてこの歌が用いられている。今もなお、この歌の持つ社会性は消えていないようだ。

 このビデオの冒頭、水道栓から茶色の水が流れ出るシーンはミシガン州フリントでの水道水汚染問題をとりあげているもの。

 歌詞を和訳してくれているサイトはこちら

2021年6月 3日 (木)

UHD Blu-Rayソフトを買ってみた

 もう長い間使っていないキャンプ道具を処分したところ結構な収入となった。汚れてしまっていてもコールマンの古いガソリンストーブは希少価値があるようだ。

 すっかり気が大きくなり、その資金を原資にUHD Blu-Rayのプレイヤーを購入してしまった。購入したのは良いのだが、再生させる肝心のソフトがない。

 日本版のUHD Blu-Rayソフトは高くて手が出ないので、輸入盤の映画を探した。購入したのがこれ "Sicario: Day of the Soldado”、邦題「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」。主演のベニチオ・デル・トロはお気に入りの俳優だ。お代は2,940円也。

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 問題は日本語字幕がないことなのだけど、まあ、ブルーレイのレンタルと配信とで2度見ているからストーリーはわかっている。

 視聴してみると、やはり4Kのパッケージソフトは情報量が違う。解像度ももちろんだが、色域、諧調とすべての規格が拡張されている。 

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 これで我が家にはレーザーディスク、CD、DVD、Blu-ray、UHD Blu-rayと計5種類の光ディスクが揃ったことになる。そのうちのレーザーディスクは再生する機器がはるか前に故障し、処分してしまっているので、ただの遺物に成り果てている。

 今の時代は新規格が投入されようがされまいが、光ディスク市場はどんどん縮小しているようだ。UHD Blu-Rayでリリースされている作品も娯楽大作映画ぐらいしかないので、欲しいと思えるソフトはほとんどない。 

 余談だが、ベニチオ・デル・トロは亡き新藤兼人監督と交流があり何度か来日している。Cv7d67iwsaairjb

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