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2018年2月

2018年2月24日 (土)

Rex Orange County“Loving is Easy”

 普段は懐メロの類しか聞いていないのだけど、妙に心に残って最近よく聞くようになったのが“Loving is Easy”と言う歌。どこかで聞き覚えがあるようなメロディーなのだが、肩の力が抜けたボーカルがとても印象的だ。

 Orange Countyというからアメリカ西海岸のバンドなのかなと思ったのだが、意外なことにUKのソロユニットとのこと。Alex O’Connorというまだ19歳のシンガーソングライターがやっている。若いってうらやましいね。

 注目されているらしくて、BBCでスタジオ・ライブもやっている。

2018年2月20日 (火)

ブルーレイ映画“山猫”を購入

 ルキノ・ビスコンティ監督の“山猫”は言わずと知れた傑作映画で、私の生涯ベストテンにも入っている。近年、オリジナルフィルムから修復された4Kデジタルマスターが出来ていて、その仕上がりが非常に高く評価されている。もう久しく観ていないし、日本の劇場公開時には台詞が英語だったこともあって、修復されたものをブルーレイディスクで視聴したいと思っていた。

 だが、この映画はDVD版でさえもレンタルには出されていなく、パッケージソフトを買わないことには観ることができない。しかもその値段が5,000円近くもするので、買うべきかどうか以前から迷っていた。今回、秋にシチリアへ旅行することにしたこともあり、ついにクリックしてしまった。お代は送料込みで4,635円。

 物語は、イタリア統一戦争を経て変わり行く時代の中、没落しようとしているシチリア島の貴族の姿を描いている。映画のタイトルとなっている“山猫”はその紋章を指す。

 ノイズは勿論なく、濃厚な色彩がニュープリントのように蘇っていて、絢爛たる絵巻物のような映像がもうすばらしい。人類の文化遺産と言うべきようなものだ。映画好きなら買うしかない。

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 映画“山猫”へのリンクはこちら

ブルーレイディスク作成の舞台裏はこちら

2018年2月15日 (木)

ブルーレイ版の“ブレード・ランナー”を購入

 音楽ソフトのブルーレイディスクは何枚か買っているのだが、映画のブルーレイを買うのは初めてだ。いくら好きな映画でも繰り返し観ることはないし、収集する趣味もないのだが、あまりに安い(962円)のでついクリックしてしまった。

 この映画、傑作SF映画としての評価も高く、私もレーザーディスク版を持っている。劇場を含めて何度か観ているのだが、今回は久しぶりの視聴。

 購入したのはファイナル・カット版。舞台は酸性雨が降り注ぐ近未来のLA、ハリソン・フォード扮する捜査官が逃亡したレプリカントを追う。画面は終始暗い色調で、台詞もほとんどなく、ハードボイルド・スタイルで貫かれている。ラストも良い。

 持っているレーザーディスクはディレクターズ・カット版と称しているのだが、中身は今回のファイナル・カット版と同じだった。レーザーディスクのライナーノートによると劇場公開版のラストシーンにはリドリー・スコット監督が撮影もしていない映像が無理やり挿入されているとのこと。どんなラストシーンだったかは記憶にはないのだが。

 右がレーザーディスク版。再生装置はとうの昔に故障して処分し、今では観ることはできない。Dscn1098_00001_130

2018年2月 9日 (金)

シチリア行きのチケットを確保

 今年後半の旅行は11月にならないと行けそうもないので、温暖な南ヨーロッパか東南アジア方面でチケットをリサーチしてみた。そうしたところ、中国国際航空が早くもヨーロッパ方面への安い運賃を出している。一度は行ってみたいと思っていたシチリア島のパレルモ往復が80,610円だ。北京とローマで2回の乗り継ぎをしなくてはいけないが、待ち時間もそれほどでもなくとても魅力的だ。

 ローマから先はアリタリア航空を利用するのだが、一部他社便を利用してなぜそんなに安く出せるのかちょっと不思議だ。ともかく航空機燃料が上昇傾向にあることもあり、少々気が早いのだがチケット確保に動いた。

 シチリアと言えば数々の映画の舞台となったところ、私にとってはなんと言ってもヴィスコンティ監督の“山猫”だ。撮影現場となったところが数々あるので、いくつか訪ねてみたい。

 パレルモ市内で撮影された舞踏会シーン、女優はクラウディア・カルディナーレ

2018年2月 5日 (月)

Gregory Porter “TAKE ME TO THE ALLEY”

 娘がCDをプレゼントしてくれた。Gregory Porterというジャズ・ボーカリストのアルバムでタイトルは“TAKE ME TO ALLEY”。男声ジャズ・ボーカルは昔々にJohnny HartmanのアナログLPを買って以来だ。

 さっそく聞いてみると、少し低音寄りの美声が心地良く響く正統派のジャズ・ボーカルだ。昨年のグラミー賞でベスト・ジャズ・ボーカル・アルバムを獲得している。レーベルは名門の“Blue Note”、ロック畑のドン・ウォズが社長に就任して以来盛り返しているらしい。

アルバム・タイトル曲

Johnny Hartman(1983年没)

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