« 2018年12月 | メイン | 2019年2月 »

2019年1月

2019年1月30日 (水)

韓国映画「タクシー運転手~約束は海を越えて~」

  韓国現代史における最大の悲劇となった光州事件を扱った映画、この事件で金大中は死刑判決(後に無罪)を受けている。遺族や当事者も多くて記憶も未だに生々しいだろうに、良く題材にできたものだと先ずは感心するしかない。 

 ソン・ガンホ演じるソウルの個人タクシー運転手は妻に先立たれ、子育てもしながら何とか暮らしている。軍により通行が遮断された光州市へ車を出せば報酬をはずむという儲け話を聞きつけ、ドイツ人記者を乗せて現地へと向かう。

 何とか現地に入ったものの、騒然とした市内の様子に危険を感じた運転手は、記者との約束を破り一人でソウルへと逃げ帰ろうとする。元来政治の世界には関わらないことを信条に生きてきたし、大事な車が壊されでもしたら借金が返せなくなる・・・・・。

 コメディの要素も取り入れて、悲劇を扱っているにしては傍からみても相当に甘口の作品となっているのだが、そうでもしないと商業映画としては成立しないだろうね。

 同じソン・ガンホ主演の「大統領の理髪師」も悲劇である題材をコメディタッチで描いて成功している。 

 ウィキペディアによる光州事件の解説はこちら

2019年1月 9日 (水)

那覇行きチケットを手配

 6月のバリ島旅行を手配したばかりなのだけど、半年も先のことなのでその前に近場に出かけてみようとのことになった。

 寒い時期は暖かいところが良いので、台北が第一候補となった。調べてみるとLCCのタイガー・エアーが小松空港に就航している。

 タイガー・エアーのホームページに入って検索してみると片道8千円ぐらいで売り出されている。旅行を予定している春先はそろそろ忙しくなる頃なので、日程のやりくりを考えて翌日にもう一度検索してみた。すると片道2万円程に上がってしまっている。前日はちょうど新春初売りセールの開始日で、次の日には安い席はすでに売り切れてしまった後だったようだ。セール期間中だと気がつくのが遅すぎた。

 気を取り直して、今度は沖縄行きに切り替えて探してみた。予約できたのが"Jetstar"のこれ。一人分の往復料金は14,000円也。

Jetstar

 まずまずな料金と思ったのだが、全日空の早割りを調べると2万円台前半なので、それほどのお得感はない。しかも追加料金を発生させる数々の仕掛けをかわしながらやっとたどり着ける「素うどん」のような料金だ。100円ショップの商法と同じで「すべてが安い」と思い込んではいけない。素うどんにトッピングを盛ると高くつくこともある。

 沖縄へは仕事で一度、家族旅行で一度出かけたことがあるのだが、ゆっくり滞在したことはない。今回は那覇に5連泊して街歩きをするつもりだ。

2019年1月 1日 (火)

マイレージ・サービスで特典旅行を手配

 年末の事務処理も終わり、次の旅行計画を立て始めた。ちょうどユナイテッドのマイルが溜まってきたこともあり、特典旅行で東南アジア方面に出かけようとのことになった。

 連れ合いがジャワ島へ行ったことがないため、ユナイテッド航空のウェブ上でジョグジャカルタ行きを検索してみたのだが出てこない。そこで久しく行っていないバリ島行きに切り替えた。ビーチリゾートは苦手だけど、バリにはウブドがある。

 地元の小松空港発着で検索したところなかなか良い便が出てきた。しかもなにかと評判の良いシンガポール航空だ。これまでユナイテッド航空の特典旅行ではシンガポール航空の席は出てこなかったので、「これはナイス」と早速予約に動いた。

 予約できたルートがこれ

UntdUntd2Untd3

 往路はシンガポール経由、復路はバンコク経由とするのが最短なのでそれで予約し、空港税の支払い手続きも済ませた。あとはe-Ticketが届くのを待つだけとなったのだが、しばらくするとユナイテッド航空から「シンガポール航空を利用した往路分が特典枠満席のため席がご用意できず、予約が不成立となっております。」とのメールが届いた。

 メールに従ってユナイテッド航空の予約課に電話したところ、代替にタイ航空の便を提示された。それだと乗換えのロスタイムが増えて現地到着が4時間遅れてしまう。まあ仕方ないのだが、提供するつもりがない席が表示されるのは困るよね。

 特典旅行の良いところは、地方空港を利用しても関空やセントレア発着と同じマイル数で行けること。そのため国内旅費がほとんど掛からなくなるので、地方在住者にはメリットが大きい。小松空港には海外旅行に利用すると駐車料が無料になるサービスもある。

 チケットを確保した後は宿探しだ。ウブドの宿は安宿から1泊10万円オーバーの超高級ホテルまでバラエティーに富んでいて、選択肢があり過ぎるので迷ってしまう。

 1泊1,000円ちょっとで泊まれる"Sedana Jaya"(リンク)という民宿はバリスタイルの部屋がなかなか魅力的に思えるのだが、連れ合いの方は「断固拒否!」と言っていてる。

tool