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2019年3月

2019年3月29日 (金)

フリーOS “Ubuntu”の使用感

 Ubuntuを扱うのは新鮮で結構楽しい。普段の作業はネット閲覧と事務作業ぐらいなのでストレスなく動くのだが、慣れているWindows7とは使い勝手が相当違う。不便なのがLAN接続しているドライブをローカルドラブのように扱えないこと。NASに置いてある音楽ファイルを再生ソフトに登録しても消えてしまう。

 Windows7ではネットワークドライブの設定をすればNASに置いてある音楽ファイルをいつでも再生できるのだが、Ubuntuではそうはいかない。どこかにコマンドを記述すれば可能らしいのだが、ちょっと敷居が高すぎて私には無理そうだ。

 CPU使用率も思っていた以上に高い。なんの作業もしていないアイドリング状態でも3%前後ぐらいで推移する。YouTubeのフルHD動画(1920*1080 24fps)再生では50%〜70%ぐらいだ。同じ動画をWindows7環境下で再生すると40%以下なのでUbuntuは結構リソースを消費して、Windows7より重いOSということになる。

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 ということよりも根本はPCのハード構成が古すぎるのだ、何しろCPU11年前に発売されたCore2Duo E8400だ。PC最大のボトルネックであったストレージアクセスの遅さがSSDの普及によって解消し、それによってこんな旧式のPCがここまで延命できたのだけど、それももう限界にきている。

 というわけで、これ以上延命させるよりも新しいPCを組み立てる方にぐっと傾いてきた。試算してみるとWindows10込みで5万円ぐらいなので、なんとかなりそうだ。

2019年3月27日 (水)

フリーOSの“Ubuntu”を試してみた

 Windows7のサポート終了が20201月なので、そろそろ何か考えないといけない。

 最近オフィスソフトの”LibreOffice”を使ってみたところなかなか具合が良さそうだ。そこで、”LibreOffice”がパッケージで入っている“Ubuntu”を試してみることにした。“Ubuntu”LinuxベースのOSではもっともメジャーなOSでユーザーも多い。なにより無償提供されているのでWindows7を代替できれば出費がゼロになる。

 日本語版の「18.04 LTS」を落としてきてブータブルUSBメモリーを作成した。そのUSBメモリーから起動してみるとデスクトップ画面がなかなかに綺麗だ。機器類のドライバーも自動で当たっているようで、なにもしなくても最初から問題なく使える。使用頻度の多いブラウザーソフトは普段使っているFirefoxだ。

 起動開始の画面を良く見るとWindows7のブートも選択できるようになっていて、必要に応じてOSを使い分けできる。デュアルブートができて同じPCにウィンドウズ環境を残せるのは便利だ。USBからの起動では動作が遅いので、この際SSDにインストールし直して本格的に試すことにした。

 余っていた容量64GBの古いSSDをセキュアイレースしそこにインストールした。SSDにインストールすると動作が早くなりキビキビと動くようになる。しばらくUbuntuを使ってみるつもりだ。

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 Ubuntu Japanese Teamへのリンクはこちら

2019年3月25日 (月)

エクセルの関数で困ったことになったのだが

 地域の役職を仰せつかっているので事務作業をいろいろとしなくてはいけない。先日には役所から補助金申請に用いるエクセルファイルが送られてきた。エクセル2003で開いてみると関数のエラーがあちこちに表示される。エクセル2007でさえ既にサポートが終了しているので無理もない。

 仕方ないのでオフィス互換で定評のあるフリーソフト”LibreOffice”を導入してみた。問題のファイルを開いてみるとやはりというか関数の一部は動かずにエラーが残る。次に試したのが本家マイクロソフトのオンライン・オフィス、アカウントを作れば無料利用できる。

 問題のファイルをアップロードして開いてみると、ノーエラーだ。(当たり前か)。ブラウザソフトの上で動くので動作はもっさりしているのだが、特に問題はなさそうだ。これで新しいエクセルを買わなくても済むかもしれない。

 ただしオンライン版の機能はかなり限定されていて、複雑なクロス集計(ピボットテーブル)などはできないし、大量のデータを扱ってデータベースとして利用するのも無理だ。その場合は有償版を買うか”LibreOffice”を使うしかないのだが、普通の家庭ではこの無料版で充分だろうね。

2019年3月19日 (火)

ショルダーバッグを新調

 旅行するにはショルダーバッグが便利だ。現在使用しているのはイングランドのバッグメーカー”John Chapman”の製品。20年も前に当該メーカーにメールして「忙しいと」いうのを頼み込んで無理やり日本に送ってもらったもの。当時のメールを調べてみたらバッグが62ポンド、送料が7.42ポンドだった。

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 経年によって色むらがひどくなり、フラップの折り曲げ部分が傷み始めてきている。気に入っているし、実用には問題ないと思うのだが、連れ合いから「新調を要す」との判定が下った。

 今度も”John Chapman”で買おうかとホームページをチェックしてみたのだが、同じものは廃盤になってもう売っていない。Chapmanのバッグは金具類はブラスだし、布や革の質感も良いだけに残念。

 探してみた結果がこのバッグ。「クレアーレきき」という京都のバッグメーカーの製品で純日本製、布地は柿渋で染められている。今までのより少し容量も増えて、内部のポケットも充実している。旅行には便利そうなのだが、詰め込みすぎると肩が凝るかもしれない。

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 John Chapmanのホームページはこちら

2019年3月13日 (水)

バルセロナとリスボンの宿

 11月はオフ・シーズンのはずなのだがバルセロナの宿は結構に高い。検討の結果グラシア地区という便利な立地で、50㎡の広さがあるアパートを借りることにした。1泊が110ユーロなのでちょっと張り込み過ぎたかも知れない。

 リスボンの宿もまずはアパートを探してみたのだが、バルセロナと比べても割安感はなく設備もイマイチでパッとしない。ホテルの方はと言えばハイシーズン料金からかなり下げた料金を出していてバルセロナよりもお得感がある。

 見つけたのが空港から地下鉄一本で着けて、立地も良い4ツ星設備のホテル。ポルトガル国内に展開しているローカルのチェーン・ホテルだ。近くにホリデイ・インがあるのだけど、そこよりもちょっと安い。

 こうしたチェーン・ホテルは代理店を経由せずに直接予約した方が安いことも多い。ブッキング・コムで見つけたのだけど、念のためホテルのサイトに直接当たってみるとブッキング・コムと料金は同じでもビュッフェの朝食が付いてくる。リスボンのオフ・シーズンはアパートよりもホテルがお得みたいだ。

 そのホテルの予約確認書がこれなのだが、毎日微妙に料金が違っている。日本のホテルはここまでしないよね。AI(人口知能)を使って需給予測し、利益の最大化を図っているのか??

Lisbonyoyaku

2019年3月 9日 (土)

ポルトガルからのエアー・チケットがフライトキャンセルに

 中国国際航空からメールが届いて、秋に予約してあるエアー・チケットの一部区間がスケジュール変更になったといってきた。ミュンヘン→上海の区間が減便になって、予約した日には飛ばなくなったようだ。

Screenshot2019

 コールセンターに電話してほしいとのことだが、メールに掲示されている0570-09-5583を調べてみるとNTTが行っているナビダイヤルというサービスを使ったもので20秒毎に10円の通話料が課金されるとのこと。

 コールセンターへの電話は往々にして長時間待たされることがあるので、向こうの都合で発生したフライトキャンセルの処理にこちらが電話料を負担するのは間尺にあわない。

 そこで、さらに調べてみると表に出していないフリー・ダイアルがあるとの情報を発見した。さっそくその番号へと電話してみると、中国のコールセンターにすんなりと繋がった。担当者と話をして帰路の便を1日遅らせることで予約変更ができた。 

 翌日に担当者から予約変更手続き完了のメールが届いた。そのメールの最後にはフリー・ダイヤルへの掛け方が詳しく掲載されている。最初に届いたメールにも、よく見ると番号だけは掲載されていた。

 経費削減とはいえ顧客サービスの出し惜しみはちょっといただけない。運賃が安いからまあいいか。 

 届いたメールがこれ(赤字とアンダーラインは私が加えたもの)

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中国国際航空 中国国内コールセンター
担当者:
コールセンター電話番号:0570-095583
フリーダイヤル: 010-800-86-100-999
営業時間:日本語サービス24時間(年中無休)
※日本から電話(固定・携帯)をかける際は、最初にお使いの電話会社の番号をつけてください。001(KDDI)、0033(NTT)、0041/0061(ソフトバンク)

2019年3月 8日 (金)

コンパスを新調

 旅行する時はコンパスを持ち歩いている。那覇の街角で取り出したのだが、磁針が固着したかのようにまったく動かない。制動用に封じ込まれているオイルの粘度がおかしくなったのか、針の軸受けが壊れたのか。もう40年程も使っているので仕方ない。新調することにした。

 街歩きにはスマホの地図アプリがあれば済んでしまうのだろうが、スマホを買う予定は当分ないし、山歩きするには万一の時に備えてコンパスがどうしても必要になる。標識が整備されていない低山ではなおさらだ。

 これまで使っていたのがスウェーデンのSILVA社製のものだったので、同社のものを探してみると、既に生産を中国に移しているうえに価格も高い。選んだのがSUUNTO社のA-10NHというモデル、こちらはフィンランド製だ。お値段は税込み1,944円也。SUUNTO社はアウトドア用のデジタル腕時計も展開している。

 A-10NHは普通の山歩き用には充分な機能を持っているのだが、同封されているマニュアルがちょっと簡単すぎる。それなので、初めてコンパスを使う人にとっては機能を充分理解することが難しそうだ。使いこなすのにはネットで情報を探すか本を買うかだね。

SUUNTO "A-10NH”Dscn1781_01_2

2019年3月 7日 (木)

沖縄県立博物館

 それほど期待せずに訪ねてみたのだが、沖縄の歴史と文化の全体像をビジュアルで捉えることができる展示構成がされていて、なかなかに興味深い。那覇が二度目なら行くべき所。☆☆だね。

 グスク(沖縄の城砦)をイメージしたというユニークな外観に惹きつけられる。見る角度によってはマリ共和国の”泥のモスク”にも似ている。

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 日本人のルーツの1つとされる”港川人”にも会える。

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  沖縄料理に良く用いられる昆布だが、古来より北海道(蝦夷地)産のものだ。北前船により日本海を通って運ばれ、薩摩藩経由で沖縄にもたらされたものとのことだ。福井は北前船の経由地で船主や船員を輩出している所。知らないところで福井も沖縄と繋がっていた。

 博物館の公式サイトはこちら

2019年3月 5日 (火)

那覇で食べたもの

沖縄には中国の影響を受けた独特の食文化がある。手頃な価格でどれも美味しい。

造り盛り合わせ、居酒屋"抱瓶(だちびん)"にてDscn1651_143

あぶりソーキ肉(豚の三枚肉)、居酒屋"抱瓶(だちびん)"にてDscn1653_144

居酒屋"抱瓶(だちびん)"の店構えImg_1086

お昼の定食1,500円、首里城近くの"いろは庭”にてImg_1040_153

朝から酒が飲める"足立屋”、オリオン生ビール小が300円と格安Dscn1693_146

ソーキそば、専門店の"田舎”にて、390円と格安なのだが、かなり美味しい。Dscn1698_147_2

定食1,500円、家庭料理の"ふみや”にてImg_1066_154

スープカレーのランチ950円、太平通り商店街の“SUNSHIN”にてImg_1082_155

海鮮サラダ、再訪した居酒屋"抱瓶(だちびん)"にてDscn1762_151

2019年3月 3日 (日)

那覇へ5泊6日の旅

 Jetstar航空を使って那覇へ出かけてきた。LCCの国内線を利用するのは始めてのことで、なかなか新鮮な体験だった。事前調査ではJetstarは機内持込手荷物の重量チェックがきびしいとのことだったのだが、今回のフライトでは手荷物の外寸さえ基準内であればノーチェックで、重量を計測されることもなくスムーズに搭乗できた。(明らかに大きいスーツケースを持ち込もうとする人は呼び止められていた。当然にも追加料金が発生する。)

 名古屋から2時間ほどで到着した空港からモノレールに乗り、市街地中心部の駅で下車した。宿に向かって歩いていくと米海兵隊が運用する垂直離着陸飛行機のオスプレイが目の前を低空飛行で通り過ぎていくのに出くわした。オスプレイは日本でも何回か事故を起こして問題になっている機種だ。到着早々に沖縄の現実を見せつけられた。 

 宿に入ってみると今しがた見た情景はどこへやら、頭の中は観光モードに切り替わる。ビーチリゾートは苦手なので今回は那覇市だけに絞っての滞在だ。あちこち歩き回ってはみたのだが6日間ぐらいではとても時間が足らない。それでも中心部だけだったら地図を見なくても出歩けるようになった。

 歩いてみると、さすがに那覇は日本でも有数の国際観光都市だと実感する。人口は32万人ほどしかないのだが、昼も夜も中心部は観光客で溢れている。有名な居酒屋となると、平日でも予約なしでは入れない。中心部には結構な数のホテルがあるというのに、あちこちで建設中の現場に出くわした。

ピースサインを出しているシーサー、目はゴルフボールDscn1674_138

 第一牧志公設市場近くの商店街に飾られているトカゲのマスコット。牧志公設市場は建て替えのため6月に仮移転することになっている。今の市場の最後の姿を見ることができた。Dscn1682_139

朝から営業している"足立屋"の張り紙Dscn1697_140

国際通り裏手の路地奥にひっそりと佇む亀甲墓Dscn1679_156

南国らしいアパート、リズム感がある。Dscn1754_141_2

やちむん通り裏手にある木造民家Img_1058_158

リゾートホテルのような那覇市庁舎Dscn1761_142

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