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2022年10月

2022年10月28日 (金)

ラテン・アメリカ世界のヒップ・ホップ

 子供の頃はラテン音楽は日本でもポピュラーだった。ラテン音楽のフルバンドも活躍していたし、ラテン音楽のテイストを取り入れた歌謡曲もヒットしていた。ラテン音楽に限らず、イタリアのカンツォーネやシャンソンも結構な人気だった。

 いつしか英語圏のポピュラー音楽が全盛となり、ラテン音楽のヒット曲も耳にしなくなったのだが、それは日本の事情であって、どっこいラテン音楽は強力な磁場を発しながら健在だ。だってスペイン語を母語とする人は世界で4.8億人なのだから。

 私も結構ラテン音楽を聴いている。11年前の曲だが2億回の再生数を誇るのがそのものズバリのタイトル”Latinoamérica”。

 

 ラテンアメリカ世界の多様性を示すような映像がすばらしい。歌の意味はわからないのだが、映像から推察するに社会性を持っている曲と思える。演奏するのはプエルトリコのCalle 13と言うグループ、ビデオにはメキシコやペルーの女性歌手も登場する。

 歌詞の意味を知りたいと思って探してみたら日本語に訳しているサイトがあった。こちら

 主語の「私」はラテンアメリカを意味するとのことだ。なるほど。

2022年10月26日 (水)

ドル現金を両替しようとしたのだが・・・

 5年前にネパールでトレッキングをしてきたのだが、用心のためにドルの現金を持って行った。ATMも銀行もない田舎で現地通貨のルピーが切れてしまう場合に備えてのことだ。ネパールでは安ホテルでもドル建てで料金が表示されていることが多く、ドルの現金は喜んで受け取ってもらえる。

 幸いルピーが切れることもなく、使い残ったドル現金を持ち帰った。ここにきて30数年ぶりのドル高となっているのでそのことを思い出し、日本円に両替することにした。探してみるとピカピカのドル札が出てきた。

 福井市街に出かけるついでに円に両替しようと調べてみたところ、すでに郵便局、福井銀行は外貨両替を扱わなくなくなってしまっている。

 仕方ないので三井住友を訪ねた、「もう扱っていない」。みずほを訪ねてみた、「もう扱っていない」。結果は徒労に終わってしまった。

 両替は儲けはなくても銀行がなすべき社会的サービスのひとつだと思うのだが・・・。だって、バブル崩壊で金融危機が訪れた時に国から公的資金を注入されたでしょうが。

 福井を訪れた外国人観光客はどこで両替すれば良いのだろう。もっとも、社会のキャッシュレス化が進んでいる北欧諸国ではATMすら街角から消え失せて、現金主義の老人たちは途方に暮れていると聞く。

 公的資金が注入された当時のニュースはこちら

  蛇足)北欧のマフィア連中はどうやって収入を確保しているのかね。銀行振込はできないだろうから、ビットコイン?

2022年10月21日 (金)

タコ壺的音楽ライフ

 懐メロロックやキューバ音楽などをYouTubeで聴くようになって久しい。マイナーなミュージシャンや音楽が「おすすめ」で出てきて自分だけのタコ壺に籠ることができる。

 ところが、お気に入りに登録している中からじわじわと億超えの再生数を上げるものが出てきた。しかも昔のテイストを残すようなソウル音楽だ。ヒップホップ全盛の中でソウル音楽は古臭いマイナー音楽になってしまったと思っていたのでちょっと驚き。

 たとえ時代が変わろうと「良い音楽は良いのだ」ということだね。 

 この曲のビデオ、いろんなバージョンがリリースされていて、アビーロード・スタジオでのスタジオライブ版やPlaying for Change版もある。

2022年10月11日 (火)

”クリストファー・ウォーケン”てミュージカル俳優だったのか・・

 ”クリストファーウォーケン”って、強面のギャング役が印象に残っていて、踊る姿というのは想像できなかったのだが、軽やかにステップを踏むミュージックビデオに出ていたのだね。それも2002年にグラミー賞を受賞しているとのことだ。

 ミュージカル俳優だったとはつゆ知らなかった。軽やかに喜々として踊っているお姿は、いやはやいいわ。これからも元気に活躍して欲しい。

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