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2023年1月

2023年1月18日 (水)

秋のエアーチケットを確保

 秋の旅行先をあれこれと検討していた。肝心なのはエアーチケットだ。ヨーロッパ方面へのエアーチケットはコロナ前と比べるととんでもなく高くなっている。ヨーロッパ系大手だと以前の倍以上もする。

 コロナ前は中国国際航空がダントツに格安で、UAのマイルも貯まるし、乗り換え時にラウンジも使えるしと、良いことづくめだったのだが・・・。

 半ばあきらめ気分で探してみたのだが、意外なことにシンガポール航空がヨーロッパ方面のお得な料金を出しているのを見つけた。

 シンガポール航空はアジア系エアーラインの中ではダントツに評価が高く、それに比例して料金も高値安定だった。それがこんなご時世なのに安く出ているのだから、後先考えずに確保に走ってしまった。

 確保したのは関空発ローマ往復、10万円を切る料金でチャンギ空港での乗り換えもスムーズなのだから言うことなし。ただし、キャンセルしても払い戻しはない。

 ところがところが、チケットを確保した後で座席指定を行おうとすると、全席有料となっている。ついにシンガポール航空もLCCに近づいてきた。

 仕方ないとあきらめ、シンガポールとローマ間の往復だけは追加料金を払って席を指定した。

 下の画面は関空シンガポール便の座席指定料金。シンガポールローマ便はこれの倍もする。

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 LCC寄りにシフトするのなら安い片道料金も出してほしい。以前にポルトガル航空でバルセロナからリスボンンへ移動したことがあるのだが、早割で安く片道チケットがとれて有難かった。片道チケットが安いと旅の自由度が大きくあがる。

 追記)試しに片道料金をチェックしてみたら往復の半分とまではならないが、まずまず安い。使えなくもない。

2023年1月 3日 (火)

NHK BS4K放送、4KHDR版”グリーン・ブック”

 新春企画なのだろか、NHKBS4Kで立て続けに良作が放映された。

 本作は2018年に公開され、アカデミー作品賞を獲得している。配信で2度ほど視聴しているのだが4KHDRでは初めての視聴。映画冒頭から素晴らしい画質であることを実感することができる。HDR(High Dynamic Range)で放映されているのでコントラストが高く、画面に奥行きが出てくる。色乗りも良いので、映像がリッチだ。

 肌の色も、社会的バックグラウンドも、素養もまるっきり違う者どうしが、ビジネスの関係を超えて友情を結んでいくというストーリー。ヴィゴ・モーテンセンの少し抑えた演技が光る。

 今回も永久保存を決定した。

AmazonでのHD配信版Dscn3943_1213

4KHDR放映版、コントラストと色乗りが良く、唇や皮膚の質感が高い。Dscn3928_1214_2

HDR効果により照明が写り込んでいる夜のシーンがとても美しいDscn3936_1215_2

 こうした映像を見慣れるようになると、普通の2KフルHD画質の映画では物足りなくなっていくだろな。

 Wikipediaによると黒人差別を扱った作品として本作には相当な批判があったようだ。こちら

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