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2017年10月

2017年10月23日 (月)

ネパールの滞在ビザ

 ネパールの滞在ビザは到着した空港で取得できるのだが、制度変更がないかネットでチェックしてみた。すると、最近になってこれまでの手書きで申請する方法から、空港に備え付けの端末に申請者自身が入力してオンラインで申請する方法へと変更されていることが判明した。

 しかも、ネパールらしくそのシステムが中途半端なもので、入力用の端末がまともに動かずに場合によっては長蛇の列ができるらしい。

 長蛇の列を回避するには事前にネット上でオンライン申請するのが良いとのことだ。ただし、この事前申請も一筋縄ではいかないらしい。

 とにかくその事前申請をやってみることにした。

 まずはネパール入管当局のサーバーにアクセス、入力画面が現れて、そこに順次入力していく。最後に"submit"ボタンを押してみると、やはりエラー。説明に従ってエラーを消してはみたのだが、何時までたっても完了しない・・・・・。あきらめてしばらく時間を置いてみることにした。

 数時間後に再挑戦してみると、今度はうまくいった。完了画面が出てきて、それを印刷。ようやくに終了できた。ネパールの役所はやはり手強い。

 それでもちゃんと完了できたのだから、スペイン国鉄よりはずっとましだと言わなくてはいけない。

Screenshot

参考にしたのはこちら

2017年10月17日 (火)

立憲民主党と小林よしのり

 小林よしのりといえば右の方の“困ったお兄さん”というイメージだったのだが、意外や意外、立憲民主党の応援演説を買って出ている。

 新宿でのその応援演説を聞いてみると、筋の通ったまともな話(失礼)で、おもわず合いの手を入れたくなるところも。

 彼のいうように“立憲民主党”ってちょっと古風で良い名前だよね。“立憲”は過去の話かと思っていたのだけど、今の日本は立憲からどんどん離れようとしているので、そうじゃないという旗を掲げているのだということがとても良くわかる。今だからこその”立憲”だ

 というわけでもないけど、先日期日前投票を済ませてきた。

2017年10月16日 (月)

ヴィスコンティ監督、“家族の肖像”デジタル修復版

 ツタヤの棚で発見。'78年日本公開だったそうなので、その当時に順化のメトロ劇場で鑑賞したと記憶している。若いときと違って難しい映画は苦手になってきているのだが、今回一気に見終えてしまった。

 "山猫”にしろ、この映画にしろ主役の”バート・ランカスター”には西部劇のイメージが強すぎて、ミスキャストに思えたのだけど、今回あらてめて鑑賞してみるとなかなかどうして、深い演技力を感じさせて、役にピタリとはまっている。イタリア語を選択して鑑賞したからかもしれないけど。

 重厚な舞台装置にまずは圧倒される。人生の黄昏を迎えた主人公の老教授の複雑な心理をそうした造形の中で見事に描写していて、映画好きだったら見るべき一本だ。

2017年10月11日 (水)

ゲバラ没後50年

 10月9日はゲリラ闘争に敗れたゲバラがボリビア山中で処刑されてから50年の節目だったそうだ。

 イングランドのグラストンベリーで毎年開催される有名なロック・フェスティバルがあるのだが、いつぞやそのコンサートの映像を見ていたら、観客席の中でゲバラの大きな旗がなびいているのを見つけた。ゲバラは世代や民族の垣根を越えた永遠のアイコンとして今なお人々の心を捉えている。

 ゲバラ関連の映画ではソーダバーグ監督の「チェ2部作」があるが、ゲバラの青春時代を描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ」が何といっても良いね。監督はブラジルのウォルター・サレス、製作はR・レッドフォード。

 予告編を見るだけで切ない気分になってしまう。

2017年10月 7日 (土)

アンドロイド・タブレットでVPN接続を試してみた

 VPNとはバーチャル・プライベート・ネットワークのこと。誰にでも解放されているインターネット網を使用して、自分だけの閉鎖されたネットワークを仮想的に構築する技術。外出先から自分の家庭やオフィス内のLANに安全に接続して必要なファイルにアクセスできるようになる。

 以上のことは私には関係のない話だと思っていたのだが、それとは別にもうひとつの大きなメリットが出てくるとのこと。それはセキュリティが不確実な公共のLANからでも安全にインターネット接続ができるようになるということ。

 具体的にどうなのかと言うと、VPNを使えば公共LANからの通信を暗号化して自宅のルーター(VPNサーバー)に接続し、そのルーター経由でネット接続することができるようになる。そうすると、外出先で使用する端末があたかも家庭内LANに接続されているような状態になるので普段と同じように安全にネット閲覧ができるというわけ。

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 私の場合、普段の生活ではこうした必要はないのだが、旅行する時だけは必要になってくる。旅行中はセキュリティがはっきりしないホテルやカフェの公共LANを利用することになるのだが、これまではそうした公共LANに接続している時にはクレジットカード情報はもちろんだが、パスワードを入力するのもためらってしまい、時として困ってしまうことがあった。

 最近のことだが、自宅のネット回線も、ルーターもこのVPNに対応しているものに変更したので、一度挑戦してみることにした。すべきことは二つ、有線ルーターのVPNサーバー機能を有効にすることと、タブレットのVPNクライアント機能を有効にすること。こちらこちらの情報を参考に設定した。設定作業は思ったより簡単に済んだ。

 設定が済んだあとは実際に繋がるかどうかのテストが必要だ。自宅近くにはフリーのWiFiスポットがなく、ちょっと離れたショッピングセンターまで出かけて、そこのフリーWiFiに接続した。次に、そのWiFi回線を使って今度は自宅のVPNサーバー(ルーター)へアクセス。スムーズにすすんで「VPN接続しました」という表示が出た。最後に間違いなく接続されているかを確認するためためブラウザーを立ち上げて、「確認くん」というサイトに接続した。すると、ショッピングセンターのIPアドレスではなく、自宅と同じIPアドレスからネット接続していることが確認できた。

 技術用語は難解だし、敷居が高いと思っていたのだけど、実にあっけなくタブレットからVPN接続ができるようになった。これで今度のネパール旅行でも現地で宿の手配などができそうだ。ただ、ネパールではそもそもネット回線網が貧弱でATMでのキャッシングさえタイムアウトになることがある。果たしてうまくいくかどうかは現地で試してみないことにはわからない。

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