« 2013年8月 | メイン | 2013年10月 »

2013年9月

2013年9月24日 (火)

SSDをセキュア・イレース

2年前に買ったSSD、Samsung MZ-5PA064(470)の速度が段々と低下してきてSSD Magicianを使って速度回復(オプティマイズ)をやってみても初期の速度には戻らなくなくなってきた。

そこでセキュア・イレースを決行することにした。未経験ゾーンだ。

まずはEaseUS To do BackupでSSDディスクのバックアップ。

次にSSD MagicianのメニューからブータブルUSBメモリーを作成。

USBメモリーから起動してSSDをセキュア・イレース。

その後DVDディスクからEaseUS To do Backupを起動してバックアップ先のファイルからディスクの復元に進んだ。

ここで、やはりと言うか失敗。復元はしてみたがウィンドウズが起動しない。

もう一度セキュア・イレースからやり直し、EaseUS To do Backupのメニュー画面をよくよく観察してみた。

すると、復元するデータを指定するのにディスク全体をまとめて指定できることが判明した。最初にやった時は個別パーティーションをクリックしていたのだ。

↓ディスク1の先頭をクリックすれば良い

Dscn5826_2

↓復元作業に入って、「MBRリカバリー完了」の表示が最初に出てくればうまくいっている。

Dscn5825_2

15分ぐらいで復元作業は完了。

結果は初期の性能を取り戻したようだ。

Cdmk

Photo

これからは年に一度ぐらいはセキュア・イレースをしてみようか。

2013年9月17日 (火)

年末年始マレーシア

寒い年末年始を「自宅で過ごすのはイヤだ。」との連れあいの意見に押されて、東南アジア方面に旅行することにした。

とはいっても費用は抑えなくてはいけない。そこでLCC。

今回はAirAsiaを利用することにした。旅行日程が短いこともありAirAsiaの本拠地であるクアラルンプールを中心にして7泊8日のスケジュールを組むことにした。

とりあえずエアーチケットがなくては話は進まない。8月初旬にチェックしたところ、ちょうど一人往復37,000円のプロモーション価格が出ていて、それで確保することができた。現在では往復70,000円になってしまっている。

AirAsiaを利用するのは初めてだ。チケットを購入するためにオンラインで情報を入力していくのだが、注意しないといろいろな追加料金が発生するようになっている。旅行保険のオプションは回避できたのだが、言われるままに座席指定の入力をしたところ片道1,500円の追加が発生してしまった。

まあしかし、予算に限りがある身にはありがたい時代になった。

27年前にコリアンエアーを利用して伊丹発ソウル乗り換えでマレーシアへ旅行したことがある。その当時は料金も今よりはるかに高かったし、年末年始のピーク時のチケットは出発の20日前ぐらいにならないと手に入るかどうかさえわからなかった。

さて、クアラルンプールへ着いてからどうするか。クアラルンプールにずっと滞在しても良いのだが、まだ行ったことのないペナン島滞在を組み入れることにした。

ペナン島のチャイナタウンは中国本土以外では最大規模で、かつての古い街並みがよく残っていることは知っていたのだが、2008年にはそれが世界遺産に指定されたとのことだ。以来、古い建物をリノベーションした宿やレストランが続々と出来てきていて、現在ではずいぶんとにぎやかになっているらしい。

その中での宿選びだが、調べてみると魅力的なところがたくさんあって悩んでしまった。

料金が手ごろで、かつ評判も良いところをあたってみたところOKの返事がきた。かつては厩舎だった建物を改装したMuntri Mewsというところ。私たちが泊まることになる部屋は安い方なので、馬が繋がれていた一階部分。

Gallery_01_07b_2

馬用の小部屋二つ分を使って改装したという部屋は写真で見る限りなかなかに良さそうだ。

Gallery_01_04b

あとは食べ物。マレー料理、中華料理、インド料理。どれも美味しそうなので楽しみだ。

 

2013年9月12日 (木)

食べ物映画ベスト3

BSで「マーサの幸せレシピ」が放映された。オリジナルのドイツ版の方だ。

好きな映画なので録画して久しぶりに視聴。すでに公開から10年以上経っているのだね。

この映画のように料理が重要な要素となっている映画はありそうであまりない。この映画、冒頭の厨房のシーンからしてもうたまらなくなる。

私的に最高傑作なのがデンマーク映画の「バベットの晩餐会」、料理が主役みたいなものだ。

アカデミー外国語映画賞を獲っている。

 

忘れられないのがメキシコ映画「赤い薔薇ソースの伝説」

メキシコ料理は2010年に世界遺産になっちゃったな。

2013年9月 8日 (日)

片町、職人二人

福井市の片町界隈は現在では飲食店が集積しているが、かつては繊維産業の問屋街だったところ。私がまだ若い頃は駅前南通りと人気を2分していたが、今や片町が圧倒だ。
最近は車でたまに通り過ぎるだけだったが、そんな片町に数年ぶりに出かけた。

というのも、週末の予約がずっと先まで埋まっていて、「予約の取れない店」が片町にあるというのをネット情報で見つけたからだ。

その店は寿司職人のご主人と、ソムリエの奥さん二人で経営している「和食+地中海料理」の店で、おいしくてしかも安いらしい。名前は「職人二人」

予約がとれない店なんていうのはこんな田舎町では聞いたことがない。さっそく電話を入れてみたところ、一週間後の水曜に空きがあり、二人分の席を確保した。

予約時間より早めの6時40分ごろに入店。客はまだいなくて私たちだけだった。

店は小さなビルの2階で、元は寿司屋か一品料理の店だったと思われるのをそのまま使っている。

カウンターには客がキープしている焼酎各種が並んでいて気さくな雰囲気。
Img_0007

まずは飲み物、ワインリストが充実している。イタリアワインのカラフェ(500mll)を注文。
Img_0009

まずはお通しの茶碗蒸しが出された。一番上には雲丹がのっている。
あっという間に食べてしまった。
Img_0011

おまかせ3,000円のコースを頼んでいたのだが、次に来たのは造り盛り合わせだった。
マグロが青森産以外は地物とのことだ。少しだけのっていたキャビアはどうなのだろうか。
ちょうどよい食べ頃で、盛り付けもきれい。レベルは相当高い。
Img_0016

次は前菜盛り合わせ、鴨肉、生ハム、えび、枝豆だったかな。分量は少ないのでこれもすぐに完食。
Img_0018

次に広島産ムール貝の蒸したもの、スープもおいしいのでパンですくって頂いた。
Img_0020

締めは寿司盛り合わせ、これもおいしかった。
Img_0023

最後にすっぽんのお吸い物。
Img_0024

この後に水出しのコーヒーをサービスで頂いた。

メニューを見ると、パスタやタパスなんかもいろいろと並んでいる。
チーズにもこだわっていて、夫婦ともチーズ関係の資格を取得しているようだ。
全部を試してみるには相当かかりそうだ。

大手チェーンの居酒屋並みの料金でこれだけ美味しくて手が掛かったものが食べられるのだから、予約でいっぱいなのも当然だ。また行ってみなくては。

住所、連絡先はこちら

2013年9月 2日 (月)

Innsbruck (インスブルック) 後編

インスブルックの素晴らしいところはまだある。
ツーリストへのサービスだ。
毎日イベントが行われ、長期滞在でも退屈しない。
公式ホームページはこちら

無料のイベントもあり、そのレベルも高い。
私の滞在中毎日やっていたのが、王宮の中庭でのクラシックコンサート。
Conct

19:30開演で、あたりが暗くなりかける21:30まで2時間ほどたっぷりと音楽に浸れる。
普段はクラシック音楽はほとんど聴かないが、やはり生の演奏は良い。

カフェの出店もあって、聴衆はワインやビールを飲みながら開演を待つ。
ドイツ国鉄やスワロフスキーなどの大手企業が後援している。
クラシックファンならこのために滞在しても良いくらいだ。

もうひとつあった無料イベントが「ニューオリンズ・フェスティバル」。
インスブルックとニューオリンズは姉妹都市らしい。
公式ホームページはこちら

メインのイベントはブルーズとゴスペルのコンサート
ニューオリンズあたりの南部音楽もブルーズも大好きな私としてはこのコンサート情報を見つけて狂喜乱舞。

主役はVasti Jacksonと言うミュージシャン。
私は知らなかったのだが、アメリカでは中堅のブルーズマンのようだ。
Dscn5732_2

彼の公式ホームページはこちら

昼の部のゴスペルコンサート
Dscn5728

前夜のコンサート(ブルーズの部)は客も大入りだし、知っている曲がいくつも演奏されて、ノリノリとなってしまった。
オーストリアで本場のブルーズが聴けるとは思っていなかった。
ちなみにこの人のバンドのキーボード(写真左)はKEIKO KOMAKIという日本人女性だ。

彼女の公式ホームページはこちら

このコンサート、既にyou tubeにいくつもアップされていた。

三脚立てて撮影していたヤツっていたっけかな?

結局Vasti Jacksonのライブは小ホールでのトークライブと夜のブルーズコンサート、昼のゴスペルコンサートと計3回も堪能できた。

チロルアルプスへのトレッキング前にはこれまた無料のハイキングツアーにも参加したし、山岳リゾート都市のインスブルックはツーリストを大事にしている。

Free hiking tourの概要はこちら

夏のベストシーズンにアパートを借りて一ヶ月ほど滞在するのも悪くないね。

tool