« 2014年5月 | メイン | 2014年7月 »

2014年6月

2014年6月23日 (月)

ブルーレイで旧作映画

BS放送で映画をエアーチェックしているのだが、最近の作品は途中でダウンして、見終えないままに消去してしまうことが多くなった。

レンタルビデオ店でもブルーレイ版の新作を探してみたのだが、いまいち食指が動くものがない。

旧作の棚を丹念に探してみると、ありました。

"ビッグ・リボウスキ" 1998年、コーエン兄弟製作

この作品、劇場で見ているのか、DVDで見ているのか、もはや定かではないのだが、コーエン兄弟の作品では一番好きな映画だ。今回見直してみてもやはり面白い。

まず、出演者の面々が良いよね。ジェフ・ブリッジスのとぼけた表情も見る方の肩の力を抜けさせる。ひょっとして本人の地で演じていたのだろうか・・。

特典映像としてメイキングが付いていた。コーエン兄弟や出演者へのインタビューが興味深くて、これまた面白い。

細部へのこだわりが大事なのだということも勉強できた。細部へのこだわりがこの映画に普通のコメディ映画とは一味違った魅力を与えている。

怪優ジョン・タトゥーロ演じるちょっと危ない男がボーリングをするシーンがあるのだが、ストーリー本体とはほとんど関係がないのにもかかわらず、細部にこだわっていることによって強烈な印象を残す。

意外だったのはこの作品の構想がレイモンド・チャンドラーらのハードボイルド小説から生まれたとのことだ。全然考えつかなかったのだが、そう言われてみれば話は人探しなので、ストーリーの大枠はハードボイルドだ。コメディーなハードボイルドだったのか・・・。(形容矛盾)

この作品、現在ではカルト映画としての地位を確立しているらしい。

2014年6月14日 (土)

本日もコウノトリが・・・

本日14日午後、昨日と同じ田んぼに一羽飛来してきているのを見つけて近寄ってみたのだが、飛び立ってしまった。

Dscn6842

農作業終了した夕方、舞い戻ってきていた。

Dscn6852

Dscn6858_01

双眼鏡を持っていたので田んぼの中で小動物を捕食する動作をじっくり観察できた。

写真はNikon P7000を使用、望遠MaXでは200mm相当。

週末の土曜なので、自家用車で観察に来ている人も何人かいて、地元では知られてきているようだ。

2014年6月13日 (金)

コウノトリがやって来た

農作業中に近くの田んぼに飛んできた。最近よく来るようになったらしい。

大型の鳥なので近づくと肉眼でもはっきり観察できる。

Dscn6808

Dscn6804

2014年6月12日 (木)

マイレッジプログラムの終焉

ユナイテッド航空からメールが届き、今年の改正に続いて来年春からプログラム内容が大幅に改正されるとのことだ。

それによると今回の改正はプログラムの根幹に関するもので、従来の飛行距離をベースにしたマイレッジ付与から購入金額をベースにしたものに変更され、もはや”マイレッジプログラム”という名前自体から離れたものになってしまう。

スターアライアンス加盟のアジア系航空会社の安いチケットを購入してユナイテッドのマイルを獲得してきた一般エコノミー旅行者である私にとっては事実上のプログラム終了だ。

例を示すとタイ航空でヨーロッパ往復のチケットを10万円で購入したとすれば、従来のプログラムでは12,000マイル獲得できたのだが、改正後は5,000マイルにしかならない。

春に特典旅行に必要なマイルが大幅に増えたのと併せてみると、バンコックへのエコノミ往復チケット(45,000マイル)を獲得するのにヨーロッパへの8回往復分の出費が必要になってしまうので、もはやこのマイレッジプログラムは”ちょっとしたおまけ”程度のものにしかすぎなくなる。

格安航空会社(LCC)の台頭などで、航空業界の環境も様変わりし、一般エコノミー旅行者をマイレッジによって囲い込む必要などなくなってきているのだろう。

これですっきりした。これからはマイルを貯めることを気にする必要がなくなるので、旅行先や利用航空会社の選択肢が大幅に増える。今まではマイレッジに呪縛され、スターアライアンスに加盟するアジア系航空会社の就航先を優先させて旅行先を決めていた。いわゆる本末転倒だ。

とりあえずこれまで溜まったマイルの消化旅行を二つ計画しているが、それから先は旅の自由度が大幅に増えることになるので、考えようによっては喜ばしいことだ。マイレッジシステムのコストは最終的に消費者が負担してきたからね。

2014年6月 2日 (月)

ご無沙汰していました。メトロ劇場

福井市順化にあるメトロ劇場は名画座としてもう永いこと活動しているのだが、私が高校生の時分は成人映画専門館で、入りたくても入れなかった。

名画座に転換してからは幾度となく通って、これまで一番利用した思い出のある映画館だ。

しかし、自宅にプロジェクターを設置し、DVDをレンタルするようになってからは映画館自体にほとんど出かけなくなってしまっていた。

ところで、私の連れあいがイギリス女優の”ジュディ・デンチ”ファンなのだが、メトロで主演作の上映があるとのことで、誘われて久しぶりに出かけてきた。

上映設備はデジタル化されたようだけど、ロビーの雰囲気は以前と変わっていなかった。

映画「あなたを抱きしめる日まで」もなかなかに良くて、最後まで魅せられてしまった。

新聞記者役の”スティーヴ・クーガン”は時々見かけていたけど、この映画では良い味を出している。脚本も共同執筆しているようだ。

支配人の根岸さんもお元気そうだった。人口20万人規模の地方都市でこうした名画座が続いているのは珍しいことらしい。永いことご無沙汰だったが、これからも応援しなくてはね。

tool