« 2019年10月 | メイン | 2019年12月 »

2019年11月

2019年11月30日 (土)

リスボンで(ハイテクな)スマートホテルに宿泊

 バルセロナで7泊した後にリスボンへ移動した。

 リスボンは一国の首都にしては田舎度が高い。地下鉄が4線しかないし、始発が6:30とのんびりしている。

 そのかわり、石畳の道路がいまだに現役で、美しいタイル張りの建物があちこちに残されている。そうした風景の中をこれまた旧式の路面電車が走っているので、レトロ感がいっぱいの可愛い街だ。街歩きが楽しい。

Img_1641

 泊まった宿は、タイル張りの古い建物を全面的にリノベーションし、最新設備を導入したアパートメントホテル“OnJ S. Lazaro Lisboa”。

Onsj

 何が最新かというと、部屋の照明と空調がPC制御されていて、コントロールを備え付けのタブレットで行うようになっていること等々。一見便利そうなのだが、調整しようと思う度に「タブレットはどこだっけ?」と探さなくてはならない。タブレットを手にしても専用のアプリをいちいち起動しなくてはコントロールメニューにたどり着けない。

 それはさて置いて、立地は良いし、高台にあるので部屋からの展望がすこぶる良好。特に市街地の夕映えは素晴らしい。

Img_1797

 料金はというと、オフシーズンということもありキッチン付き35㎡の部屋が1泊74€とお手頃だった。

2019年11月28日 (木)

バルセロナで食べたもの

 バルセロナは地中海に面した港町、魚介類が美味しい。うらやましいのは公設の食品小売市場が市内にたくさんあること。アパートから歩いて10分圏内にさえ2ヶ所もある。

 エビのアヒージョ(8.55€)、大ぶりのエビが程よい火加減で調理され、うまさが引き立っている。“Cerveceria Catalana”にて。超人気店なのでいつも満員。

Img_1474_169

 マテ貝のソテー(10.9€)とシシトウの素揚げ(5.9€)、“La Bodegueta”にて。昔の風情を残したバルでローカル感一杯。たまたまだと思うが、ツーリストらしき人は見かけなかった。

Img_1514_170

 鰯のマリネを使った前菜(8€)、“Embat”にて。Dscn2187

 日本人シェフの“Somodo”で最後に出されたデザート。グラスワイン付きで17ユーロの昼定食はとてもお得。

Img_1523_171

 鰯の素揚げ、“La Plata”にて。メニューが3品ぐらいしかないようなローカル・バルなのだが、なぜか客はほとんどツーリスト。

Img_1586_172

2019年11月24日 (日)

バルセロナの宿

 人気の観光都市であるバルセロナもさすがに11月はオフシーズンで、今回の旅では51㎡のゆったりしたアパートにお得な料金で泊まることができた。1泊119€。

Dscn2142_00001

 立地も良くて、バルセロナの中心部であるグラシア通りの脇道を入ってすぐのところにある。少し歩けば有名ブランドショップが立ち並んでいて、グラシア通り界隈は東京で言えば青山と銀座を併せたようなところ。サグラダファミリア教会へも徒歩圏内。

アパートのテラスからチラリと見えるグラシア通りDscn2149_00001

 2015年7月に一人旅した時にはバスなしエアコンなしの小さなシングルルームが55€もした。7月のバルセロナは湿度も高く、夜間は汗だくで熟睡できなかったほどだから、その時とは比較しようがない。

2019年11月22日 (金)

バルセロナで「バリケード封鎖」をちらりと見学

 バルセロナへの旅の直前になってカタルーニャ独立運動をめぐり現地で大きな抗議行動が勃発した。住民投票を強行した独立派リーダー達への長期実刑判決が下されたのがきっかけだ。

 空港への道路が封鎖されて飛行機が欠航し、サグラダ・ファミリア教会も一時閉鎖されたとのニュースが流れ、果たして予約した宿にたどり着けるのかしらとやきもきしたのだが・・・。結果は大丈夫だった。市中はいたって平穏でカタルーニャの旗もそれほど目立たない。

 ところが、やはり出くわした。道路のバリケード封鎖だ。

Dscn2238_163

 バルセロナ大学正門前の一帯がバリケードで封鎖され、テント村が出来ていた。「バリケード」って昔々に大学構内で見たことはあるのだが、一般道路を封鎖しているのを見るのは人生初体験。野次馬のノリで写真撮影を敢行。

 炊き出しのテントでは若い人達が食事を配っている最中だった。ワイン付きだったかどうかは未確認。

Dscn2239_164

 一般自動車は大きく迂回することを余儀なくされているのだけど、何事もないようにスムーズに動いていた。こうした社会運動に対する世間の許容度は日本とは比較にならない。テント泊の皆さん、お身体大切にね!

 本来の風景はこちら

tool