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2019年6月

2019年6月25日 (火)

ウブドで食べたもの

 ウブドは小さな田舎町なのだが、世界中からツーリストが集まり、定住している外国人も多い。それなので世界各地のいろんな料理を食べることができる。味の方もかなりな高水準だし、それでいて値段も手ごろだ。
 ほとんどの店はカフェ兼用でカジュアルな雰囲気だから、料理一品で食事を済ませても構わない。とても気楽だ。
 

 まずはバリ人の普段食である“ナシ・チャンプルー”の高級バージョン。75,000ルピー(約600円)、老舗の「カフェ・ワヤン」は昔のままのなつかしい佇まいで営業していた。ローカルの人が多い食堂だと値段はここの半分ぐらいになる。

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 ココナッツ・カレーのヌードル 56,000ルピー(約440円)。「MELTON WOK WARUN」にて

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 広東スタイルの汁なしそば、50,000ルピー(約390円)。「福寿」にて

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 ピリ辛味付けの自家製フィトチーネ。エビの頭のフレッシュなソースが絡んでいて、期待値をはるかに超える美味しさだった。「THREE MONKEYS」にて90,000ルピー(約700円)

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ウブドの難点は関税のせいもあり、ワインがかなり割高なこと。

2019年6月24日 (月)

ウブドで芸能鑑賞

 ウブドにはヒンズー教の影響を受けた独自の文化があり、それが大きな魅力となって世界中から人々を惹きつけている。
 特にガムラン音楽を中心とした伝統芸能を本場で鑑賞するのは素晴らしい経験だ。ウブドでは毎日どこかで公演が行われていて選択するのに困るほどだ。
 前回訪問時に続けて、今回も“スマラ・ラティ”の公演に足を運んだ。ガムラン演奏のアンアンブルが素晴らしい、電光石火のごとくバシッと音が決まる。伝統曲だけでなく、新しい作品にも取り組んでいる気鋭のグループだ。

 公演当日の客入りは20人ほど。華やかなウブド王宮で行われる公演と比べると可哀そうなくらいに少ない。その少ない客の大半は日本人が占めている。私も含めて日本人はバリ芸能好きだ。
 “スマラ・ラティ”をもっと応援しなくては。

 公式ページはこちら

 日本の“芸能山城組”は古くからバリ芸能に取り組んでいる。

2019年6月23日 (日)

ウブドでレンタル・ビラを見学

 ウブド滞在中のこと、郊外のTeges村に散歩に出かけた。Teges村は田園風景の広がる純農村地帯なのだが、田んぼの中に長期滞在用のレンタル・ビラが点在している。
 そうしたビラの前を通りかかると日本語で声をかけられた。「ちょうど空いたところだ。」とのこと。良い機会なので、見学させてもらうことにした。
 新築間もない建物で内部はきれいだ。ただ、床や壁の仕上げは大雑把で高級感はさほどない。冷蔵庫やキッチン廻りはちゃんとしたものを備えている。

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 キッチンの先には小さいながらもプールやデッキを備えていて、周囲の田園風景を望める開放的な造りになっている。2F部分は寝室が3つにバスルームが1つ。

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 一泊の最低料金が150万ルピーとのことなので、日本円では12,000円ほど。「今ほどまで、アメリカ人の家族がひと月ほど滞在していた。」と言っていた。
 日本のキャンプ場で小さなバンガローを借りるとしても、12,000円では足らないだろう。ビラの近くに商業施設はなにもないので車がどうしても必要になる。

2019年6月22日 (土)

バリ島、ウブド

 バリ島へ出かけてきた。ビーチリゾートは苦手なのでウブド村に2週間ゆっくりと滞在した。
 初めてウブドを訪れたのは'91年の暮れだったので、27年前のことになる。以来何度か訪れているのだが、田舎町の風情は行く度に薄れてきている。
 モンキーフォレスト通りや王宮前の通りは今や日中でも渋滞していて、道路の横断もままならない。郊外の田園風景の中にも点々とレンタル用のビラやホテルが建ってきていて、ウブドはどんどん拡張している。

 車も入ってこれない田んぼの中に建っている宿、客をバイクに乗せて送迎していた。Dscn1873
 開発は進んできていても、昔ながらの佇まいを残している通りもまだ健在だ。

 ウブド中心部にありながら静かな佇まいのJembawan通りDscn1903

 ウブドの南隣にあるNyuh Kuning村も静かだDscn1940
 ウブドでのんびり過ごしたいのなら宿の立地をよく考えないといけないのだが、静かな環境と利便性の両方を求めるのはなかなかの難問だ。

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