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2017年12月

2017年12月23日 (土)

映画“マンチェスター・バイ・ザ・シー”

 ケイシー・アフレックって、どんなキャラにでも化けることができるというわけではないのだが、役にはまると実に自然な演技をみせる。この映画では演じている人物が本当に画面の中に実在しているかのようだ。アカデミー主演男優賞受賞も納得。

 本編では冒頭から息苦しいようなシーンがずっと続き、見る方としては何度もギブアップしたくなるのだが、何かがそれを思いとどまらせてくれる。やがて挿入されるフラッシュバックによってその息苦しさの理由が徐々に解き明かされていくことになる。脚本も巧みだけど、並々ならぬ監督の力量を感じさせる。脇役陣の演技も光っていて作品のリアリティーをぐっと高めている。

 見終わってみるとアメリカ映画界の良心さえも感じさせてくれて、年に1本出会えるかどうかの傑作だった。製作はマット・ディモン、脚本・監督はケネス・ローガン

2017年12月13日 (水)

来年のトレッキングを思案中

 ネパール国内でのメジャーなトレッキング・ルートと言えばエベレスト街道、ランタン谷、アンナプルナ方面なのだが、ここ30年程の間に一応はすべて行くことができた。ネパール・ヒマラヤは広大なのでトレッキング・ルートは他にもたくさんあるが、ルート上に宿があり単身リュック1つで手軽に出かけられるという条件ではごく限られてくる。

 アメリカやカナダのトレールも魅力的なのだがテントや食料を持参しなくてはいけないうえに、レンタカーでないと現地にたどり着けないので、相当にハードルが高くなる。

 世界を見渡せばネパールのトレールと並んで有名なのはゴール地点がマチュピチュであるインカ古道だ。道中に宿はなく、パッケージツアーに参加するのが現実的らしい。料金を調べると3泊4日で650USD。エアーチケットさえ安いのを確保できればなんとかなりそうだが、現地ペルーに限らず南米は治安が極端に悪いのがネックだ。

 過去には悲惨な事件も発生していて、どうも積極的に行く気にはなれない。ゆっくり考えることにする。

 早稲田大学探検部殺害事件へのリンクはこちら

2017年12月10日 (日)

アンナプルナ内院へのトレッキングを振り返って

 5年前のエベレスト街道では途中でひいた風邪が治らずに、リタイアしてしまったのだが、今回は最後まで歩き通すことができた。

 最終目的地のアンナプルナ・ベースキャンプ(4,130m)はエベレスト街道のゴーキョ・ピーク(5,360m)とははるかに低いし、徐々に高度をあげていくので、高度障害はそれほど心配しなくてもよい。それなので、普通の体力と若干の登山経験があり、体力に応じて時間さえかければ誰でも歩き通すことができる。

 今回歩いた11月中旬は現地の気温はそれほど低くもならず、日本の秋山程度の装備で充分だった。最低外気温はマイナス2℃ほどだったが、谷底を歩くので風がほとんどない。そうした状況での山歩きは汗もかかずに非常に快適だ。

 装備は38Lのバックパックにほぼ一杯となり、重量は7Kgほどだった。下着類は山小屋で洗濯できるし、部屋の前に干しておけば夜中でもある程度乾くのでもう少し軽量化できるかもしれない。スリーピングバッグは3年前に買ったモンベル製のものを持っていったのだが、快適に寝ることができた。山小屋では厚手のブランケットを借りることもできるので、夏用のごく薄いスリーピングバッグかインナーシーツで代替すればさらに1Kgぐらいは軽量化できる。

 ただ、ごくまれに11月でもモンスーンの風向きによっては季節外れの大雪になることもあるらしいので、靴や下着、アウター類はそれなりのものを用意すべきだろう。1日だけ夕方に雨模様になったのだが、簡単なポンチョしか用意していないトレッカーを見かけた。そんな程度では万一の場合に危険だ。参考リンクはこちら

 現地で手に入れた地図は細部で正確でないところがあったのだが、ルート上には標識がそれなりにあるので、ほとんど地図に頼らずに歩くことが出来た。スマホやGPSを駆使するという手もあるらしいが・・・・。 

 今回の経費をまとめてみたところ、思ったより安くあげることができた。なによりエアーチケットが安かったのが大きい。 結果からすると予備日は多すぎたのだが、余裕がなくてあせってしまうことになっては旅が楽しめない。

エアーチケット代

46,590円

ネパール現地交通費

4,695円

日本国内交通費

11,950円

カトマンズ宿泊費(5泊)

11,955円

ポカラ宿泊費(7泊)

9,835円

山小屋食費・宿泊費(7泊)

13,000円

入国ビザ・トレッキング許可関係

9,000円

食費・その他

30,154円

   計

137,179円

安くて快適なポカラの “Hotel Diplomat"、1泊8~10USDDiplo

その他参考情報

1、カトマンズではタメル周辺を歩き廻っただけだが、表通りから見る限り地震被害からはほとんど復旧している。ただし、旧王宮周辺の古い建物はまだ再建に着手しきれていなくて瓦礫が積まれたままになっていた。

2、ポカラは地震被害がなかったので、5年前より街は綺麗になっているのだが、中国系観光客は相当に減っている。日本人観光客は皆無に近い。

3、ATMでキャッシングするつもりで現金をあまり持っていかなかったのだが、それで失敗した。5年前と違ってすべてのATMで手数料500ルピーがチャージされるようになっているうえに、通信障害で操作がタイムアウトになってしまうことがほとんど。日本円の現金をメインにしてUSドルを少し持っていくのがベストだ。

4、宿の部屋には暖房がないので手が冷たくなる。薄手のフィンガーレス・グローブかパーム・ウォーマーがあると良い。私の場合は行動中も休息中も100円ショップで買ったフィンガーレス・グローブを着用して快適だった。

2017年12月 8日 (金)

アンナプルナ内院トレッキング第8日目(11月14日) チョムロンからポカラへ

 7:30頃に宿を出発、雲もなく快晴。この宿も食べたものを自主申告して勘定をしてもらった。宿の女主人とは日本語で「さよなら」と挨拶。Dscn0958_086

  今日は、ルートの中で一番の急坂を下ることになる。谷底が遥か下に見える。足腰のバネが弱いのでゆっくりと降りる。Dscn0959_087

 思っていたほどの下りでもなく1時間程でJhinuに到着。Dscn0961_088

 吊橋を渡り先に進んでいくとDscn0963_089

 しばらくすると向こう側の尾根でなにやら工事をやっている。不思議に思いつつ歩いていると、「ここは吊橋を造る工事区域になってます。」との立て札がそこかしこに立てられている。新しい吊橋の基礎部分を作り始めているようだ。尾根と尾根の間はかなりの距離があるので相当大きな吊橋が出来上がると思われる。完成すれば便利になるだろう。Dscn0965_090

  Landrukとの分岐点であるNew Bridgeを通過Dscn0967_091

  初日に泊まったGhandruk村への分岐点を左へと進む。Dscn0972_093

  ここから先が思ったより長くかかり、車道に出たのはようやく13:00過ぎ。地図とは違っていて車道はさらに上の方に延びている。目的地のSiwaiへ行くのには車道を上っていくのか、下っていくのか判らなくなってしまった。そこへちょうど大きなトレッカーのグループがやってきて私を追い越していった。様子を見ると彼らは車道を下っていく。そのグループの後をついていくことにした。 

 途中で車道を離れて吊橋を渡り、しばらくしてSiwaiに到着。バスがターンできる広場に面して茶店がある。Dscn0974_094

  Jeepスタンドで相乗り料金を尋ねるとポカラまで1人1,000ルピーとのこと。茶店で水を買い、Jeepが来るまで待機。 

 Jeepは続けて2台やってきたのだが、先客のトレッカー達が乗り込むと満員になってしまい1人だけ取り残されることになってしまった。次のJeepが来たとしても客が7人揃わないと出発しない。 

 そこへトレッキング中に顔見知りになっていたバングラデッシュからの兄妹がやってきた。私を含めてジープの待合が3人になったのだが、しばらく待ってみても次のトレッカーは降りてこない。

  そのうちに下から上がってきたタクシーが兄妹に声を掛けて来てポカラまで「4,000ルピーでどうだ」とのこと。結局3,500ルピーで話しがまとまり、3人で割勘することにしてボロボロのスズキ・マルチに乗り込んだ。 

 タクシーは山道の凸凹を避けながらノロノロと下っていく。バグルン自動車道に出てスピードを上げ、ようやくにして夕刻のポカラにたどり着くことができた。 (完)

※1ルピー≒1.1円

2017年12月 7日 (木)

アンナプルナ内院トレッキング第7日目(11月13日) バンブーからチョムロンへと下る

 一番に朝食をとり、Jhinuを目指して7時ごろに宿を出発。宿の勘定は伝票がつけられていなくて食べたものを自主申告した。(メモをとり忘れたため金額は失念。) 

 Bamboo付近は谷が狭くなっているのでなかなか日が射してこない。Dscn0951_081  

 11時頃、ようやくChhomrongへの吊橋が見えてきた。この橋を渡ると結構な登りとなる。Dscn0953_083

  登りに入るとガクンと速度が落ち、Chhomrongに着いたのは14:00過ぎ、標準タイムは3.5時間なのに6時間近くもかかってしまった。 

 Jhinuまで行くのはあきらめ、その日はChhomrongに泊まることにした。村の中心部には宿が連なっていて、その中のChhomrong Cottageに入った。Dscn0955_082

  この宿もチベット系と思われる女主人が仕切っていて、その女主人は日本の着物に似た伝統衣装をまとっている。明治生まれだった祖母のことを思い出した。 

 1つしかないシングルルームが空いていた。狭いのだがマウンテンビューだ。Dscn0957_084

  夕方までには満員となったが、大きなグループ客はいない。静かで落ち着ける宿だ。チョムロンは尾根中腹にあり展望は良いのだが、その日は夕方になっても雲が残り、山は見えずじまい。

 第8日目に続く

 ※1ルピー≒1.1円

2017年12月 5日 (火)

アンナプルナ内院トレッキング第6日目(11月12日) アンナプルナ・ベースキャンプへ往復し下山開始

 アンナプルナ・ベースキャンプへと進んで1泊するか、午前中に日帰りしてマチャプチャレ・ベースキャンプにもう1泊するか決めかねていた。するとまだ暗いうちに同室のトレッカーが起きだして身支度をし始めた。アンナプルナ・ベースキャンプへ往復するとのこと。

 日本ではあたりまえのことなのに、その手があるのをすっかり忘れていた。暗いうちに出発して朝食までに戻ってくれば朝焼けのパノラマも見られるし、その日のうちにかなり下の方まで降りることができる。さっそく私も支度を整えて後を追うことにした。

 外は真っ暗。宿のスタッフは朝の準備に取り掛かっているが客室の明かりどこも点いていない。アンナプルナ・ベースキャンプへ向けて歩き始める。トレールは昨日確認済みなので、ヘッドランプの灯りだけでも迷うことはない。 

 空気が薄いので喘ぎながら登っていく。外気温はマイナス2℃ぐらいなのだが風がないのでそれほどの寒さは感じない。 

 1時間近く登った頃だろうか、周囲は明るくなりヘッドランプも要らなくなった。遠くにベースキャンプの建物も見えてくる。Dscn0922_071

 登ってきたルートを振り返るDscn0925_072

 アンナプルナⅠ(8,091m)に朝日が差してきた。Dscn0927_073

 6:30頃にベースキャンプ直下に到達Dscn0936_075

 サイド・モレーンの上から眺めるアンナプルナⅠ(8,091m)は堂々としている。Dscn0940_076

 さすがにベースキャンプは早朝であっても賑やかだ。Dscn0942_077

 マチャプチャレ・ベースキャンプの宿への戻り、朝食後に勘定を済ませた。しめて2,260ルピーだった。ビールはさすがに高いのだが、ベッド代はデウラリの宿よりも安い。Skr

  バンブーを目標にして、9時頃下山開始。Dscn0943_079

  水辺で一休み。Dscn0945_078

 上りの時は気がつかなかったマチャプチャレの氷河が見えた。Dscn0950_080

 15:30頃ようやくにbamboo着、その日の歩行時間は9時間超で長い一日となった。ちなみに標準タイムは7.5時間。上りの時と同じBuddha Guest Houseに荷を降ろす。その晩は混んでいて広東省の深圳市に住んでいる英国人と相部屋となった。

第7日目に続く

※1ルピー≒1.1円

2017年12月 3日 (日)

アンナプルナ内院トレッキング第5日目(11月11日) デウラリからマチャブチャレ・ベースキャンプへ

 前の晩は満員のドミトリーに押し込められたのであまり眠れなかった。ヌードルスープの朝食を済ませ7:00頃に出発。宿代は1,830ルピーで前日のバンブーとさほど違わないのだが節約の結果だ。Shanglila_2

 外気温は0℃、地表には霜が降りている。谷は一段と広くなり周囲はU字渓谷の様相となる。いよいよアンナプルナ内院の核心部分に入ってきたのだと実感。

 途中で左岸に渡り上流へと進む。山側は急斜面で、この付近では雪崩による死亡事故も起きているらしい。雪の状況によってはトレイルが閉鎖されてしまうこともあるとのことだ。Dscn0857_061

 右岸に戻り、セルフポートレート。Dscn0860_062

 8:00過ぎ、歩いてきたルートを振り返る。谷に陽がさしてきた。Dscn0863_063

 マチャプチャレ・ベースキャンプが見えてくる。Dscn0866_064

 10:00過ぎ、Shankar Guest Houseに到着(標高3,700m)。アンナプルナ・ベースキャンプまで登っていく時間は充分あるのだが、そうすると一日で一気に1,000mの高度を稼ぐことになり高度障害が心配だ。高度に順応するために無理をせず停滞することにする。昨夜の宿から予約の電話を入れてもらっていたのでチェックインはスムーズだったのだが、やはり1人客では個室はもらえない。ドミトリーは一番乗りなので、一番良いベッドを確保できた。Dscn0870_065

  風もなく日差しも柔らかい。そうなるとビールだ。アンナプルナを眺めながらのビールは最高。真中の大きな山がアンナプルナサウス(7,219m)。Dscn0876_067

  一休みした後は、高度順応のためにサイド・モレーンに登ってみた。氷河の爪痕が生々しい。Dscn0890_068

 宿に戻ってみると、北京語を話す大きなグループが入っていた。彼らは日本人と違って現役世代がほとんど。カトマンズ・ポカラ間の移動に飛行機を利用し、効率よく手配したとしてもアンナプルナ・ベースキャンプへのトレッキングには12日ぐらいはかかりそうだ。それなのに、働き盛りの身でよく休みが取れるものだと感心する。 

 マチャプチャレの夕景色はさすがの大迫力。Dscn0919_070

 その夜のドミトリーの客は結局二人だけだった。

 第6日目に続く

 ※1ルピー≒1.1円

2017年12月 2日 (土)

アンナプルナ内院トレッキング第4日目(11月10日) バンブーからデウラリへ

 朝の室温9℃。宿代は1,890ルピーだった。食費などは奥に進むにつれて段々と高くなっていく。500mlの缶ビールが650ルピーなので日本の山小屋並み。山小屋に限らずネパールではビールは高くてぜいたく品、ポカラの店頭でも200ルピーぐらいはする。Buddha

 その日は一番に朝食を済ませて7:00頃出発できた。展望がきかない樹林帯がずっと続く。1時間ほどでDovan(2,505m)を通過。Dscn0835_054

 樹林帯を抜けるとようやく視界が開ける。樹木は紅葉していて日本の秋山のようだ。陽がさしてくると暖かくなり、薄手のシャツぐらいでちょうど良くなるのだが、南の国から来たトレッカーの中にはダウンジャケットのまま歩いている人がいる。Dscn0844_056

 トレッキング・ルート上には小さな水力発電のプラントがいくつも目に付く。泊まった小屋はすべて電化されていた。これはその導水管。Dscn0845_057

 今日の目的地であるデウラリが見えてくる。Dscn0848_058

 流れを渡って進んでいく。Dscn0850_059

 14:00頃デウラリ(3,230m)に到着。宿は混んでいて、3軒目のShangri-La Guest Houseでようやくドミトリーのベッドが確保できた。Dscn0851_060

 宿の先の方に散歩に出かけてみると、氷河の置き土産であるエンド・モレーン(堆積物)が見える。Dscn0852_069

 夕方にはドミトリーも満員となり、気がついたらいつのまにか南部訛りの英語を話すアメリカ人にベッドを取られてしまっていた。そのアメリカのお兄さんからベッドを取り戻すのにしばし悪戦苦闘することになった。宿のマネージャーを巻き込んでなんとかベッドを取り戻してようやく一安心。あぶれたトレッカー達は食堂で寝ることになった。

第5日目に続く

※1ルピー≒1.1円

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2017年12月 1日 (金)

アンナプルナ内院トレッキング第3日目(11月9日) チョムロン村からバンブーへ

 朝食後に宿代を清算。明朗会計で、明細が欲しいと言ったらちゃんとくれた。上から順に水2L 200ルピー、エッグ・カレーライス 450ルピー、エッグ・ベジタブル・ヌードルスープ 250ルピー、ホットシャワー 100ルピー、ルームチャージ 200ルピー。計1,200ルピー。Himalayaview

 7:30頃宿を出発し、谷へ向かって下っていく。メインルートなのでさすがに行き来するトレッカーの数が多くなる。聞こえてくるのは英語、仏語、北京語、韓国語で、日本語はほとんど聞こえてこない。

 しばらくすると宿が立ち並ぶChhomrong村の中心部に出た。ベーカリーショップやお土産屋まである。昨夜の宿は村の外れにあったのだ。正確にはTaulungという別の村らしい。

 Chhomrong村にはチェックポストがあり、TIMSカードのチェックを受ける。この村から先は物価も段々と高くなるとのことで、道沿いの大きな売店で行動食を調達。Dscn0820_049

 吊橋を目指してさらに下っていく。Dscn0821_050

 吊橋を渡ると今度は上り、その途中で昨夜の宿付近を振り返る。尾根の左肩付近が昨夜泊まった宿。エベレスト街道と違って森林がよく残っていて、日本の山とさほど違わない雰囲気だ。Dscn0824_051

 Sinuwaを通り過ぎ、午後2時少し前にBamboo(2,335m)着。入口部にある一軒目の宿 Buddha Guest Houseに泊まることにした。標準コースタイム3時間のところ、6時間であった。Dscn0827_052

 宿はチベット系と思われる女主人が仕切っていてる。容貌が日本人に似ているので親近感がわく。シャワーを浴びた後にビールを飲みながら一休み。通り過ぎるトレッカー達と女主人のやりとりがなかなか面白い。そうこうしているうちに夕方からは雨模様となった。Dscn0828_053

 その夜は大きなグループ客はなく、ツインの部屋を1人で占有。夕食はダル・バーツという野菜カレーの定食を注文した。この宿のダル・バーツは今回のトレッキング中一番の美味しさだった。 ダル・バーツは栄養のバランスも良いし、野菜カレーやライスはお代りできるので経済的だ。

第4日目に続く

※1ルピー≒1.1円

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