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2016年12月 3日 (土)

またまた買い物、ヘッドフォンアンプを購入

 先月に購入した小型のDAC(デジタル/アナログコンバーター)だが、PCのサウンドチップが原因で本来の性能が出し切れないことが判明した。今のPC環境ではUSB経由でデジタル音声データを取り出す方が良い結果が得られるとの結論になった。

 そこでまたしても買い物、今度はちょっと本格的なUSB-DAC機能を持つヘッドフォンアンプだ。こうした機器は上を見れば切りがなく、SONYの最上位機は20数万円もする。

 今回買ったのはAmulechという新潟の小さなメーカーの製品、型番はAL-9628D。“無線と実験”というマニアックな雑誌で高評価を受けていて、お値段は本体が14,500円、送料が600円。

 届いたものを開封してみるとハイ・アマチュアが趣味で自作したようなボディーで、質感はあまり高くないのだが、さっぱりしていて悪い感じはしない。外観より中身で勝負なのだろう。ネット上のレビューを見てみると、値段が何倍もするような高級機に負けない音がするとの評価もちらほら。

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 そんな高級機と比べた場合の音質の違いは私には分からないだろうけど、とりあえずPCに接続して、アナログ出力をデジタルアンプに入れ、卓上のスピーカーで音を出してみた。前回のテストに使ったカヤグムの演奏を再生してみると、アタック音が生々しくなり、ダイナミックレンジが広がる。弱音時に音が減衰していく余韻が心地よい。

 ヘッドフォンではちょっと低音が薄い感じがするのだが、それがニュートラルなバランスなんだろうな。

 再生ソフトのfoobar2000でMP3やWMAの曲を倍の88.2Khzにアップサンプリングするように設定している。アップサンプリングさせたところで音の違いが分かるはずもないのだが、せっかくの機能なので。

 このDACの導入でヘッドフォンの出番が増えそうだ。あまり使っていないオーディオテクニカのATH-A900を引っ張りだして修理した。ハウジングを支えるアームが折れてしまっているのをアルミテープで再補強。これで当分使えそうだ。

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2016年11月29日 (火)

小型DAC(デジタル/アナログコンバーター)の音質を検証

 先日に購入したFiiOの“D03K”という小型DAC、デスクトップの小型スピーカーでの音楽再生に使っていてなかなか良い音がすると思っていたのだが、念のためメインシステムにつないでどうなのかをテストしてみた。

 PC(オンボードサウンドチップ)→同軸ケーブル→“D03K”→RCAケーブル→AVアンプ→メインスピーカーという流れでfoobar2000というソフトを使用してWMAロスレスの音楽ファイルを再生。「聞きなれた感覚と比較するとちょっと物足りないかな。」との印象を受けた。

 今度は同じソフト、同じ曲、同じ音量レベルでPC(AMDグラフィックカード)→HDMIケーブル→AVアンプ→メインスピーカーという流れに変更して聞き直してみた。

 するとまったく音が違う、AMDグラフィックカード経由のものはアタック音がダイナミックで、弱音時に音が減衰していく余韻が感じ取られる。まあ、音に艶があるのだ。それと比べると“D03K”経由のものは音がガサついてしまって、音が平板になってしまう。これほど違うとは思わなかった。

 音が悪い原因は購入したFiiOの“D03K”なのか?確かめるために今度はCDプレイヤー→光ケーブル→“D03K”→RCAケーブル→AVアンプ→メインスピーカーという流れでさっきと同じ曲を再生してみた。結果はダイナミックで艶のある音が出る。

 わかったことはPCのオンボードサウンドチップが音を悪くしているのだろうという事。サウンドチップはRealtekというメーカーのもの、確かにアナログ出力の音質では良い評判はないのだけど、デジタルで取り出して、外部でアナログにコンバートするのだからチップの良し悪しはそれほど影響しないものと思っていた。ちょっと今回はリサーチ不足だった。

 結果が出てしまうと、デスクトップの小型スピーカーシステムでこの“D03K”を使い続けるのもなんだか面白くない。“D03K”に責任はないのだが果てさてどうしたものか。

 テストに使ったのは韓国のカヤグムの演奏、日本の琴と違って叩きつけるような奏法でダイナミックレンジが広い、倍音成分も多くて、小音量時に音が消えていく余韻が美しい。ビデオの奏者、曲目はテストに用いたCDのものとは違うのだが、ちょっと紹介。

2016年11月23日 (水)

小型DAC(デジタル/アナログコンバーター)を購入

 昨季の冬にDACを兼ねたフォステックスのヘッドフォンアンプを購入し、デスクトップPCにインストールしていたサウンドカードを取り外して処分してしまった。

 冬が再びめぐってきて、日中の間は日あたりの良い別室でノートPCを使って作業をすることになるのだけど、ノートPCでそのヘッドフォンアンプを使おうとすると、いちいちUSBケーブルやRCAケーブルを外して移動させなくてはならない。

 その移動作業は思っていた以上に面倒で、こんなことならサウンドカードを処分せずに残しておけば良かったと悔やんだのだが、時は既に遅し。

 仕方なく最小の費用でデスクトップPC専用のDACを買うことにした。幸いにデスクトップPCのマザーボードには同軸のデジタル出力端子(SPDIF)がある。

 購入したDACはまたも中国製、深圳市が本拠のFiiOというメーカーのもの。ヘッドフォン関連製品の評判が良いメーカーだ。

 届いた実物は本当に小さい、和菓子の“きんつば”ぐらいの大きさだ。重量は50g。型番は“D03K”。

 動作はシンプルだ。入り口にPCからの同軸ケーブル、出口にRCAケーブルをそれぞれ繋ぎ、RCAケーブルのアナログ信号をアンプに入れてやるだけ。

 音出しをしてみるとノイズは皆無で、音質もデスクトップで音楽を再生するには充分と感じる。更にはこのDAC、ハイレゾリューション(CDと比べて高解像度のデジタル音声信号)に対応していて、24bit/192KHzで収録されている音声の再生も可能だ。

 普段はMP3やWMAの圧縮音源で満足しているのだが、ハイレゾとは一体どんなものかとにわかに好奇心が沸いてきた。そこで、ソニーのサイトからハイレゾのサンプル音源をダウンロードし、foobar2000というソフトで再生してみた。

 わずか39秒のサンプル音楽なのだけど、圧縮音源の方のデータ量は1.25MB。それに対して24bit/96KHzのハイレゾ音源の方は15.8MBもある。

 その二つを交互に切り替えして再生してみるのだが、どちらの音が良いのかは結局私には分からない。両者のデータ量は10倍以上も違うというのに何たることか・・・。加齢に伴い私の可聴音域が相当に落ちてきてはいることもあるのだろうけど。

 結論としてはハイレゾ環境なるものに投資をしても私には無駄だと言うこと。今回のDACは2,980円なのでまあ良いかな。

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2016年11月18日 (金)

AV機器が連続故障

 今度はAVアンプ、2年前に中古で入手したDENON のAVC-3808が突然に音も映像も出なくなってしまった。新品同様のものを安く手に入れたので喜んでいたのに、「安物買いのなんとやら」だったのか・・・。メーカーで修理してもらえば数万円の出費は確実なので修理はあきらめて、今度も程度の良い中古品を探してみることにした。

 すると、ちょうど3808の後継機であるAVC-4310が見つかり発注、4310は7年前に発売開始されたモデルで当時の定価は24万円、それが税込み3.8万円で送料が700円だった。

 届いたものを開封してみると今回も使用した形跡のない新品同様のものだった。同封のマニュアルにはシワひとつ付いていない。新品の在庫はとっくの昔になくなっているはずだろうに、いったいどういうルートでこうしたものが流れてくるのだろうか、不思議だ。

 4310は外観も操作系統も3808とほぼ同じ、オートセットアップも特にマニュアルを見なくてもできる。セットアップが終わり音と映像を出してみると、あたりまえだが違和感はない。ただ、どうしたことか3808と比べると低音のレベルがかなり過剰になるので、マニュアルで修正した。今回もなかなかに良い買い物だった。

 購入資金の足しにするため故障した3808をネットオークションで処分したのだけど、これが思ってもみない高値で落札された。落札者は関東に本社のある中国系の企業、ネット情報によるとこうした会社は日本のオークションの入札を代行する事業をやっていて、最近ふえているらしい。そういえば日本のオークションサイトを紹介している中国語のウェブサイトが検索で時々ひっかかる。

 余計なお世話だが、故障して動かないものを代行手数料や運賃を払ってまで手に入れて、どうするつもりなのだろうか。中国本土は電圧も日本と違うし、修理部品も簡単に手に入るとは思えないのだが。ともかく私にとってはありがたい取引だった。

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2016年11月13日 (日)

デジタルアンプを購入

 デスクトップPCでの音楽再生用にAX-590という20年ぐらい前に買ったYAMAHAのプリメインアンプを使用していたのだが、最近になって突然に故障して音が出なくなってしまった。電源スイッチを入れても「カチッ」というリレーが働く音がしない。

 ネットで検索してみるとハンダごてを使ってリレーを交換して直しているのを見つけたのだが、試してみたところで直る保証もないし、私にはハードルが高すぎるので修理はあきらめた。

 そこで、前々から気になっていたデジタルアンプを購入することにした。中国の"S.M.S.L"というメーカーのSA-50という型式のもので、お代は7,800円也

 分かってはいたが届いてみると本当に小さい。電源部を含めても重量は1Kgもない。ヤマハのアンプが10Kgもあったので重量比で10分の1、体積比では40分の1ぐらいしかない。 ボディは小さいものの出力は公称50W×2なのでPC卓上での音楽再生用途には充分。

 デジタルアンプを使うのは初めてだ。ウェブで「デジタルアンプとは何か」を調べてみたのだが(こちらを参照)いまいち良く理解できない。理解の方はさておいて、音質は上々のように感じるし、小型でアナログアンプと比べると消費電力も極小、その上にお値段も手頃とくるので文句なし。

 このアンプ、正面には電源スイッチとボリュームノブがあるだけ、裏面にはアナログのRCA入力端子が1組とスピーカー出力端子があるだけの極めてシンプルな仕様をしている。

 トータルに良い音を出そうとするには入力信号の品質も大事なので、入り口部分のDACにFostexの"PC100USB"を組み合わせて使用している。DACはPCからのデジタル音声信号をアナログ信号に変換する仕事を受け持つ。

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2015年9月16日 (水)

ブルーレイのロスレス音声が凄い

 AVシステムにサブウーファーを追加し、アンプも更新したのが昨年の夏。それ以来、以前にはスルーしていたハリウッド娯楽大作も視聴するようになった。どの作品を観れば良いのかあまりわからないので、アカデミーの音響編集賞にノミネートされたことのある作品の中から「宇宙戦争」選んでみた。もう10年も前の映画だ。

 原作は“H.G.ウェルズ”、監督がスピルバーグ、主演はトム・クルーズ。

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 借りてきたブルーレイディスクには“DTS-HD Master Audio5.1ch(ロスレス)”で音声が収録されている。

 さっそくに鑑賞してみる。家族の絆と宇宙人の侵略を絡ませたストーリーで、ハリウッドの娯楽作品としては標準。

 しかし音声にはびっくりした。とんでもないレベルの重低音が収録されていて手元のグラスがビリビリと共振する。サラウンド効果も充分。四方はもちろん頭上からも音がふりそそぐ。

 視聴中に素足の足元に風を感じたので、どこかの窓を閉め忘れているのかと思ったのだが、そうではなかった。再生の限界を超えた超低音がただの風となってウーファーから流れてきたのだ。よく壊れなかったものだ。

 ウーファーは1万円もせずに手に入れた中古品で、出力も100Wぐらいしかないのだが結構な実力があることがわかった。家庭用には充分だ。

2015年2月11日 (水)

ヘッドフォンアンプを買ってみた

 回路の集積が進み、その量産化効果によってかつては高価だったDAC(デジタルアナログコンバーター)とデジタルアンプがすっかり安くなっている。

 普通のアナログアンプは持っているのだが、ヘッドフォン専用のアンプはこれまで持っていなかった。ヘッドフォン専用アンプは音質が良いらしい。そこでネットで評価の高いFOSTEX製のヘッドフォンアンプを買ってみた。

 FOSTEXはオーディオファンにとっては昔から馴染みの会社で、私もスピーカーユニットを何度か買っている。

 今回買ったのは“PC100USB”という製品で、PCからUSB経由で取り出したデジタル信号をアナログ信号に変換して、ヘッドフォンで再生できるように増幅する。という働きをする。お値段は税込み5,160円だった。

 外観はといえば、ただの小さい金属箱にボリュームノブと最小限の端子が背面に付いているだけで、シンプルさを絵に描いたようなやつだ。

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 小さいのだが結構ずっしりとくる重量で、ボリュームを廻しても本体がつられてふらつくようなことはない。背面のRCA端子からは別の高出力アンプへ接続することもできる。

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 さっそくノートPCへ接続し、手持ちのヘッドフォン(オーディオテクニカ ATH-A900)を使ってネットワーク経由で圧縮音源(WMAロスレス)の音楽を再生してみた。PCのヘッドフォン端子に接続した場合とははっきりと違いが判る。ノイズが消えて音が明瞭になり、ボリュームを上げてもやかましい感じがしない。

 次に自作のデスクトップ機にこのヘッドフォンアンプを接続してみた。普段のデスクトップ機ではサウンドカードからアナログ信号を古いアナログアンプ(YAMAHA AX-590)へ入力し、そのヘッドフォン端子で聞いている。その環境と比較してみたのだが、何度か聞き比べてもどちらが良いのかは私の耳でははっきりとはわからない。

 デスクトップ機の方はサウンドカード(ONKYO SE-200PCI)に1万数千円の結構な投資をしているので、5,000円の音にあっさり負けなかったことは良かったと言えば良かったのだけど。

 冬場は暖かいダイニングでノートPCを使って仕事をしている。このヘッドフォンアンプを導入したことにより、気持ち良い音で“ながら聞き”ができるようになった。PCの音質をわずかな投資で改善できるのは素晴らしい。

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 かつてはニッチな市場で小さな専業メーカーしか出していなかったヘッドフォンアンプなのだが、PCで音楽を再生することが定着したことにより、大手メーカーが進出してきている。多彩な製品が出回るようになって、3万円から10万円ぐらいの製品が売れ筋になっているようだ。

2014年12月16日 (火)

CDプレイヤーを修理

 長年使ってきているSONY CDP-990のローディング(CD出し入れ)がおかしくなった。

 1989年発売のモデルで、今はもう店じまいしたマルツ電波のオーディオフロアで大枚29,800円をはたいて購入したと記憶している。

 同じ症状で一度メーカー修理したことがあるのだが、もうそんな古いモデルのメーカー修理は無理なので、だめでもともとと自力で修理してみることにした。

 ネットで同じモデルの修理情報を探してみるとありました

 電気的な故障はお手上げだが、機械的な故障は分解手順さえ分かればなんとかなる(こともある)。

 まずはドライブ部分を本体から取り外し、ベルトやギアが見えるようになるまでさらに分解する。

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 ベルトをアルコールで清掃し、樹脂製のギアなどにグリースを塗り、レンズも拭いて元に組み戻す。

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 動作確認してみるとちゃんと直った。以前よりスムーズに動く。

 かかった費用はタミヤの模型用グリスを購入して329円。あと5年もてばこのCDプレイヤーも発売30周年となる。

2014年9月 5日 (金)

サブウーファー、その後

中古のサブウーファーを導入してからひと月、この間にウーファーに対策を少し施した。表面に出ているネジ類をすべて増し締めし、ウッドブロックに10円玉をかませてウーファーの下に差し入れ、床からウーファー本体を少し持ち上げるようにした。その上で、家の外に転がっていた御影石の切れ端をウーファーに載せて上から押さえつけるようにした。

ユニットのエッジはゴムで、特に劣化しているようではないのだが、念のためカーケア用品の"アーマオール"を塗ってみた。

導入したウーファーはバスレフ方式のものなのだが、世間ではバスレフ型は密閉型と比べて音の出方が遅くて純音楽用途には向いていないとの評価が定着しているようだ。

AVアンプで測定してみると、視聴位置からみてサブウーファーとセンタースピーカーは同じ距離にあるのに、サブウーファの方が"距離が24cm長い"と判定される。つまり視聴位置に置いた測定マイクに音が届くのがそれだけ遅くなっているということだ。

だが、実際にCDを聞いてみるとウーファーの音が遅れる感じはまったくしない。AVアンプの音場補正機能を切ってもそうだ。

すっかり気を良くして、片っ端から手持ちのCDを聞いてみると意外な発見がある。ロックやブルース系統のものはドラムだろうとベースギターだろうと重低音が入っていないものがほとんどだ。入っていないと言うよりもマスター音源を仕上げる時に切り捨てているのだと思う。

その点ジャズ系は重低音が入っているものがあって、その音が再生できるかどうかで演奏のリアルさがまったく違ってくる。

見直したのが"The Great Jazz Trio at The Village Vanguard"
ハンク・ジョーンズ(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)による1977年のライブ録音。

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バスドラムの量感がすごいのだが、制動も効いていて"バスッ・ドスッ"とアタック音がリアルだ。

映画でも重低音をウリにしたアクション映画だけじゃなく、地味なシリアス・ドラマにも重低音が入っているものがある。工事現場の重機の稼動音とか街中の環境音がきちんと収録されていると、臨場感が上がってくる。

一万円もしなかった中古品なのでさほどの期待はしていなかったのだが、結構良い感じに鳴ってくれて、もうこれなしでは済まなくなった。

2014年8月22日 (金)

AVアンプを更新

サブウーファーを導入してから重低音の迫力に魅了されるようになり、ブルーレイディスクに収録されているロスレス音声を再生できるようにしたくなった。現在のAVアンプではDVD世代の圧縮音声しか再生できない。

といっても、アンプは基本性能も大事なので、新品でそれなりの性能のものは実売価格が10万円オーバーとなってしまう。そこで、予算を抑えるため中古品を探してみた。3Dや4K映像対応の必要はないので5、6年ほど前のモデルで充分だ。

最終的に専門店の通販サイトにちょうど良いモデルを見つけ発注した。届いたやつがこれ。

DENONのAVC-3808

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2007年8月発売開始のモデルで、当時の定価が22万円の高級機。購入価格は送料込みで35,200円だった。

驚いたのは届いたものが使用した形跡がない新品同様のものだったこと。7年間もどこに眠っていたのだろうか。

さっそく入れ替えて聞きなれたCDを再生してみた。柔らかくて、しなやかな音色だ。音量を上げていってもやかましくならない。前機種のヤマハDSP-AX2500と比較するとベールが一枚とれた感じで好印象。

おまけじゃないのだが、HDMI出力端子が2系統あるので、切り替えの使い勝手が断然良くなった。今回も良い買い物だった。

購入資金を捻出するため、前機種を処分するのはもちろんだが、手持ちのDVDを何枚か処分することにした。マイナーなヨーロッパ映画のDVDで、廃盤になっているものは中古でも結構な値で売れるようだ。

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